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【日本代表 隠れ名勝負】世界を相手に指揮官も驚愕!絶頂の加茂ジャパンが披露した戦後最大の逆転劇!

カテゴリ:連載・コラム

飯尾篤史

2020年05月13日

「正直言って驚いている」と加茂監督。国際Aマッチでの2点差の逆転劇は1936年のベルリンの奇跡以来

日本対メキシコのスコアカード。2点ビハインドからの大逆転劇で世界12位の相手を破った。

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日本の攻撃陣を牽引した名波。メキシコ戦では相馬とともに左サイドで躍動した。写真:サッカーダイジェスト

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「6月1日に向けて良いアピールになったと思う」とは相馬。3日後には2002年のワールドカップ開催国の決定が予定されていた。その後押しとして、日本代表がいかに成長しているかをアピールしたというわけだ。実際には2日後に韓国との共催に落ち着くのだが。

 国際Aマッチで0-2から逆転したのは戦後初めてのこと。ベルリンの奇跡――1936年ベルリン五輪のスウェーデン戦以来の大逆転劇に、博多の森球技場を埋めた1万7000人のサポーターは酔いしれた。

「正直言って驚いている」との試合後の加茂周監督のコメントが、いかに偉大なアップセットだったかを物語っている。

 だが、悲しいかな、加茂ジャパンはこの痛快な勝利を境に徐々にバイオリズムを下げていき、この年秋のアジアカップ準々決勝でクウェートの軍門に下ると、“ゾーンプレス”に適さない3-5-2を導入するなど、迷走に入るのだった。

文●飯尾篤史(スポーツライター)
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