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アジアカップ2015

【日本代表 総括】サッカーダイジェスト特派記者によるアジアカップ出場全選手と指揮官の評価

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2015年01月28日

チーム最多の得点を決めた本田だが、凄みは感じられず。

チーム最多の3得点を決めたものの、枠を捉え切れないシュートが目立った本田。特にFKの精度には問題ありだ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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FW
4 本田圭佑
今大会成績:4試合・3得点
 
 チーム最多の3ゴールを決めた反面、逸機も多かった。直接狙ったFKはなかなか枠を捉えず、UAE戦ではまさかのPK失敗と、キッカーとして失墜した印象も。かつての凄みがどこか感じられなかったのも懸念事項だろう。
 
FW
9 岡崎慎司
今大会成績:4試合・1得点
 
「ゴールにこだわりたい」と宣言しながらも、終わってみればパレスチナ戦での1得点のみ。最前線で身体を張りポストプレーもこなしたとはいえ、それだけで合格点は与えられないだろう。点取り屋として不十分な出来だった。
 
FW
18 乾 貴士
今大会成績:4試合・0得点
 
 ワンタッチパスは光ったものの、余計なドリブルとトラップで攻撃をスピードダウンさせた場面が目に付いた。シュート0本に終わったイラク戦が象徴するようにフィニッシュワークへの意識が薄く、ノーゴールに終わった。
 
FW
8 清武弘嗣
今大会成績:3試合・0得点
 
 インサイドハーフと左ウイングで起用されたが、大きなインパクトを残せなかった。UAE戦では出番がなく、“なにもできずに”PK戦での敗戦をベンチから見届けた。クラブでの好調を示せなかったのは無念のひと言だ。
 
FW
14 武藤嘉紀
今大会成績:4試合・0得点・1アシスト
 
 ヨルダン戦で香川のゴールをアシストした以外に見せ場なし。持ち前の積極性は影を潜め、結局は“大人しい優等生”のまま終わってしまった。サッカー人生の分岐点と位置付けた今回のアジアカップは「悔いの残る大会」に。
 
FW
11 豊田陽平
今大会成績:1試合・0得点
 
 UAE戦では決定機を数回外し、戦犯のひとりに。ただ、ゴール前で手を挙げてもクロスが上がらなかった点には弁解の余地もある。ヘッドに強いこの男を活かすための戦い方が徹底されていなかったところにむしろ疑問を感じる。
 
監督
ハビエル・アギーレ
 
 4-3-3にこだわり、守備が苦手な香川をインサイドハーフにほぼ縛り付けた罪は軽くない。それでも選手交代のタイミングは悪くなかった。ヨルダン戦では武藤が、UAE戦では柴崎がそれぞれ目に見える結果を出した。
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