選んだ2トップはひと言で…
楢崎選手とともにゴールを死守する4バックは、守備の強度が高くて、タフなDFを選びました。(FC東京で元同僚の)徳永選手は文字通りのタフガイで、かつてキャンプ中に組まれた連戦(14年の香港遠征)も淡々とこなしていました。30歳という年齢で、その時期に中2~3日の連戦を戦い切るのはなかなかできることではありません。
そんな徳永選手よりもレジェンド色は薄いですが、左SBはずば抜けた安定感を買って長友選手に。左SBと言えば「長友」でしょ!
闘莉王選手は自分の中で最高峰のCBで、中澤選手は「ザ・CB」というDF。今野(泰幸)選手も捨て難いですが、やはりこの2人が最強かと。闘莉王選手の覇気はとにかく凄まじかったです。試合中に突っかかっていくと間違いなく吠えられました(笑)。
若い頃の自分は怖いもの知らずで、あえて“ちょっかいを出して”闘莉王選手とのマッチアップを楽しんでいるところがありました。いや、楽しんでいたというか、良い勉強をさせてもらいました。
2トップに選んだふたりは、ひと言で「止められない」。エメルソン選手はひとりで点を取っちゃいますし、ジュニーニョ選手は試合で対峙するだけで嫌でした(笑)。ジュニーニョ選手が川崎で鄭大世選手と2トップを組んだ時は、「この人たち、悪魔だ」と。“最悪のFW”でした。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
※『サッカーダイジェスト』2020年5月14・28合併号より転載。
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そんな徳永選手よりもレジェンド色は薄いですが、左SBはずば抜けた安定感を買って長友選手に。左SBと言えば「長友」でしょ!
闘莉王選手は自分の中で最高峰のCBで、中澤選手は「ザ・CB」というDF。今野(泰幸)選手も捨て難いですが、やはりこの2人が最強かと。闘莉王選手の覇気はとにかく凄まじかったです。試合中に突っかかっていくと間違いなく吠えられました(笑)。
若い頃の自分は怖いもの知らずで、あえて“ちょっかいを出して”闘莉王選手とのマッチアップを楽しんでいるところがありました。いや、楽しんでいたというか、良い勉強をさせてもらいました。
2トップに選んだふたりは、ひと言で「止められない」。エメルソン選手はひとりで点を取っちゃいますし、ジュニーニョ選手は試合で対峙するだけで嫌でした(笑)。ジュニーニョ選手が川崎で鄭大世選手と2トップを組んだ時は、「この人たち、悪魔だ」と。“最悪のFW”でした。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
※『サッカーダイジェスト』2020年5月14・28合併号より転載。
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