【FC東京】過去10年のベストプレーヤーは? 武藤? 東? 橋本? いや…

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2020年04月22日

価値ある昨季のベストイレブン受賞

長きに渡りFC東京の最終ラインを支える森重。チームへの貢献度は計り知れない。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 30歳を過ぎても一流。それを証明したのが昨季のベストイレブン受賞だ。「練習場に早く来て、身体のメンテナンスをしっかりしています。こういう選手がプロの世界で長く活躍できるということを間近で学ばせてもらっています」と大卒ルーキーの紺野和也が言うように、日々のそうした努力がハイパフォーマンスに繋がっている。

 「森重選手の大人の守備がチームに落ち着きを与えています。すごく上手く守っていますよね」と、今季のパース・グローリー(ACLグループステージ第2戦)後に本人に訊いてみた。すると──。
 
「いや、もう30オーバーだし、動くとすぐ疲れちゃいますから(笑)。上手く味方を動かして、無駄な動きを減らさないといけない。まだまだ闘志は衰えていないし、頑張りますよ」

 充実感が溢れるその言葉を聞くかぎり、まだ当分の間ピッチの上で最高のパフォーマンスを見せてくれそうだ。加入当初はカードコレクターでもあったCBが駆け引きを身に付け、味方を動かす術も熟知。東以上にコンスタントに活躍し、昨季の2位躍進で改めて守備者としての凄さを証明した森重こそ、「過去10年のベストプレーヤー」だろう。

文・白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
 
【関連記事】
「間違えちゃったかな、来るところ」。青森山田高で受けた衝撃【室屋成のルーツ探訪/前編】
「決まる前から聞いていた」。室屋が明かす“リバプール加入前”の南野とのやり取り
【名勝負の後日談】82W杯、ブラジル最高傑作のチームはなぜ敗れたのか――イタリア側の視点<前編>
【名勝負の後日談】「ジーコの技は誰にも止められない」82W杯、ブラジル最高傑作のチームはなぜ敗れたのか?<後編>
【FC東京】「下手だよ」「マシュマロのハート」と聞かされたけど…。長谷川監督の両助っ人評

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ