モチベーションの維持も容易ではない状況だが
実際に武藤も苦悩を口にする。
「気持ちとしては少しでも早くプレーしたいけど、今これだけしっかりとプレーできていないような状況が長く続くと、たとえば1週間後に再開となったら、正直厳しいなと思う。最低でも3週間の準備期間はないと難しいというか。もちろんそれでも、みんなプレーはできると思いますけど、たくさんの人が応援したり、観に来てくれたりしているなかで、最高のパフォーマンスを見せられるかというと、難しいのかなと」
もちろんプロの選手にとって、常に“最高のパフォーマンス”を見せるのがなによりも重要なことだ。ただしそれが困難で、モチベーションの維持も容易ではない状況である。それでも武藤は、続けて言う。
「気持ちとしては少しでも早くプレーしたいけど、今これだけしっかりとプレーできていないような状況が長く続くと、たとえば1週間後に再開となったら、正直厳しいなと思う。最低でも3週間の準備期間はないと難しいというか。もちろんそれでも、みんなプレーはできると思いますけど、たくさんの人が応援したり、観に来てくれたりしているなかで、最高のパフォーマンスを見せられるかというと、難しいのかなと」
もちろんプロの選手にとって、常に“最高のパフォーマンス”を見せるのがなによりも重要なことだ。ただしそれが困難で、モチベーションの維持も容易ではない状況である。それでも武藤は、続けて言う。
「ただ、あと何週間後に再開と言われた時に、そのなかでコンディションを作るのがプロとしての仕事。そこで100パーセントを見せられるようにするべきだと思っています」
そんな言葉に、武藤のプロとしての強い矜持を感じさせた。
「やはり気持ちのこもった熱いプレーがみなさんの心に一番届くと思うので、当たり前のことですけど、泥臭くても全力で戦う姿勢を見せたい。そういうところから何かを感じてもらいたい。僕個人としては、昨年の悔しさもありますし、ゴールと言う部分を常に見せたいです。レッズのファン、僕のファンにそういった部分を見せたいと強く思っています」
武藤は闘志を燃やし続けている。リーグ再開後、浦和の「9番」が再び熱いプレーでスタジアムを沸かせてくれるはずだ。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
そんな言葉に、武藤のプロとしての強い矜持を感じさせた。
「やはり気持ちのこもった熱いプレーがみなさんの心に一番届くと思うので、当たり前のことですけど、泥臭くても全力で戦う姿勢を見せたい。そういうところから何かを感じてもらいたい。僕個人としては、昨年の悔しさもありますし、ゴールと言う部分を常に見せたいです。レッズのファン、僕のファンにそういった部分を見せたいと強く思っています」
武藤は闘志を燃やし続けている。リーグ再開後、浦和の「9番」が再び熱いプレーでスタジアムを沸かせてくれるはずだ。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)