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アルテタ、シャビ・アロンソ、イラオラ…ソシオ250人の小クラブ出身者が続々と指導者に【現地発】

カテゴリ:連載・コラム

エル・パイス紙

2020年04月01日

「指導者の宝庫」としての名声を

今季限りでの現役引退を表明している39歳のアドゥリスもアンティグオコ出身だ。(C) Getty Images

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 現役時代に輝かしい功績を残した2人とは異なり、膝に大きな怪我を負って23歳の若さで引退を余儀なくされ、早々に指導者に転身したのがベニャ・サン・ホセだ。サウジアラビア、チリ、ボリビア、UAEと海外のクラブを渡り歩きながら実績を積み重ね今シーズンからベルギーリーグ1部のオイペンの指揮を執っている。

 一方、イバン・ファゴアガは現役時代に7年間在籍したエイバルのBチームに当たるCDビトリア(テルセーラ=実質4部に所属)で監督を務める。マジョルカで長く活躍し、熱いキャプテンシーにも定評のあったハビエル・オライソラも同じ時代にアンティグオコに在籍。彼もまた指導者に転身し、現在はセグンダB(3部)のアレナス・クルブ・デ・ゲチョを率いている。

 世代は異なるが、ハビエル・デ・ペドロ、イマノル・アギレチェ(ともに元レアル・ソシエダ)、ユーリ・ベルチチェ、ウナイ・ロペス(ともに現ビルバオ)もアンティグオコの出身者だ。ソシオの数は250人余りで、多数のボランティアが支える小さなクラブは、歴史と伝統を重ねることで「指導者の宝庫」としての名声も手にしようとしている。

文●ホン・リバス(エル・パイス紙バスク地方担当)
翻訳●下村正幸

※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙の記事を翻訳配信しています。

 
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