西川潤、武田英寿、荒木遼太郎…注目の高卒ルーキーたちの現状は?開幕スタメンの可能性は…

カテゴリ:Jリーグ

松尾祐希

2020年02月12日

注目の西川の現状は? J2では東京Vの藤田がスタメンも?

東京Vの藤田はボランチとして存在感を示している。写真:松尾祐希

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 セレッソ大阪に加入した西川潤(桐光学園高出身)も、順調に調整を続けている。宮崎キャンプでは序盤こそチームの戦術に戸惑いを見せたものの、日を追うごとに適応。キャンプ最終日の2月2日に行なわれたV・ファーレン長崎との練習試合ではヘディングでゴールを奪取。現状では右サイドハーフの2番手で「まだ90分間は耐えられる状態だとは思っていない」とミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が話すが、今後のアピール次第では開幕スタメンも少なからずあるはずだ。

 同じくC大阪に加入した田平起也(神戸弘陵学園高出身)も懸命なプレーで可能性を示している。当初はU-23チームのキャンプに参加する予定だったが、188センチで左利きのCBという武器を指揮官に評価されてトップチームに抜擢。キャンプではプロのスピードに翻弄される場面もあったが、得意のフィードで存在感を発揮していた。今週末のルヴァンカップも含め、早い段階でトップチームデビューを飾ったとしても不思議ではない。

 J2では、ユースから昇格した東京ヴェルディの藤田譲瑠チマが面白い。昨季、4試合に出場した俊英は4-3-3のアンカーでプレーし、ボール奪取能力の高さを発揮。空間認識能力にも長けており、スペースを瞬時に見出す術はチームでもトップクラスだ。このままアピールを続ければ、レギュラー取りも見えてくる。

 先の選手権で帝京長岡高を初のベスト4に導いた晴山岬と谷内田哲平は、新たなステージで奮闘中だ。町田ゼルビアに加入した晴山は高校選抜の活動でキャンプを一足先に離脱したが、4-4-2のセカンドトップなどで存在感を発揮。京都サンガの谷内田は「フィジカルを鍛えないといけない」と課題を口にしながらも、4-3-3のインサイドハーフで懸命にプロのレベルに慣れようともがいている。昨季の高校サッカー界を牽引したふたりにも注目だ。

 その他では興國高出身の高安孝幸がアピール中。今季から加わったツエーゲン金沢では右SBでプレーしており、現在は2番手の立場。スピードを生かした仕掛けは高く評価され、チーム状況によっては開幕戦のピッチに立つ可能性も大いにあるだろう。

 ここで触れた選手以外にも、今季の高卒ルーキーは逸材が揃う。果たして、何人の選手が台頭するのか。まずは今週末に幕を開けるルヴァンカップや来週のリーグ開幕戦で、何人の選手がデビューを果たすのか注目だ。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)

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