レギュラー争いでは山形から加入の坂元がリード
開幕まで約3週間。現状では右サイドハーフのレギュラー候補ではあるものの、山形から加入した坂元達裕が一歩リードしている。指揮官は言う。
「潤はまだ若い。1部のレベルは高いので、どう適応していくか。彼の年齢で1部のレギュラーを務めている選手は少ないし、2部を含めてもほとんどいないのは普通のことです。高校から加入したばかりなので、まずは1部のレベルに慣れないといけない。積み重ねていけば、プレーの時間や質も上がってくるとは思うけど、まだ90分間は耐えられる状態だとは思っていない」
大きな期待を背負う中で、西川も焦せらずに積み上げていくスタンスを崩さない。
「潤はまだ若い。1部のレベルは高いので、どう適応していくか。彼の年齢で1部のレギュラーを務めている選手は少ないし、2部を含めてもほとんどいないのは普通のことです。高校から加入したばかりなので、まずは1部のレベルに慣れないといけない。積み重ねていけば、プレーの時間や質も上がってくるとは思うけど、まだ90分間は耐えられる状態だとは思っていない」
大きな期待を背負う中で、西川も焦せらずに積み上げていくスタンスを崩さない。
「開幕戦に先発で出場するかは気にしないわけはないけど、自分の実力で今の立ち位置になっている。真摯に受け止め、自分の課題を(修正して)一つひとつ着実に成長してポジションを勝ち取りたい。もし、スタメンでなかったら、それ以降の試合でスタメンを取れるようにやっていく」
思い返せば、高校時代もそうだった。幾度の挫折を味わいながら、その度に成長を遂げてきたのが西川だ。今日のゴールは自信にしつつも、結果に一喜一憂しない――今まで通りのスタンスで自分と向き合えれば、結果は自ずとついてくるはずだ。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)