今年の夏は日本で東京五輪が開催されるが、サッカー界では６月から７月にかけて、EURO2020のビッグイベントも開催される。主催するUEFA(欧州サッカー連盟）はこのほど、EURO2012当時のイニエスタのプレーにスポットを当てた映像集を投稿。世界中のサッカーファンから大きな反響を呼んでいる。

　約２分ほどの動画では、イニエスタの圧巻のボールコントロール、パスさばきを中心に収められ、衝撃的なプレーの数々にユーザーからも「なんて選手だ」「アンドレス・イニエスタは天才だ」「ジダンよりもうまい！」「マエストロ（巨匠）」などといった声が上がっている。

　そんななか、現在神戸でプレーするチームメイトも、このプレー動画集について投稿。反応したのは天皇杯決勝で２ゴールに絡み、クラブ初のタイトル獲得に貢献した藤本憲明だ。藤本は31日に自身のツイッターを更新。件のプレー動画集を引用し、「これが当たり前になってる俺らの方が怖い」とツイート。圧巻のプレーを次々と繰り出す天才プレーヤーが、身近なチームメイトとなっていることに空恐ろしさを感じているようだ。

　この藤本の投稿にも「何回観ても凄いですよね～」「世界一が当たり前に神戸市西区を散歩してます」「ほんまそう、基準がもう…」と、同意するコメントが寄せられた。

　神戸は１月27日から沖縄でのキャンプに突入。イニエスタも合流し、いよいよ新シーズンへ向けての準備に入っているが、今季も“魔術師”のごときプレーで観衆を魅了してくれるはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部