「でかく」「ゴツく」なっていた
選手の特長を見極めることに長けた森監督は、猶本の起用について「これから見て判断したい」と前置きしつつ、「トップ下での起用もあるかもしれない」とコンバートを示唆。より攻撃的な位置に置くことで良さを引き出し、プレーの幅を広げる狙いがある。昨季の布陣に照らせば、柴田・栗島のダブルボランチの前方にトップ下の猶本を配すれば、共存は可能だ。
とはいえ、たとえレギュラーを勝ち取っても、すぐ代表に招集させるかは分からない。それは重々承知している。「未来のことは誰にも分からない。サッカー選手である以上、ポジション争いは当たり前。自分が成長するだけ」と覚悟を持って代表復帰を目指す。
とはいえ、たとえレギュラーを勝ち取っても、すぐ代表に招集させるかは分からない。それは重々承知している。「未来のことは誰にも分からない。サッカー選手である以上、ポジション争いは当たり前。自分が成長するだけ」と覚悟を持って代表復帰を目指す。
ドイツ帰りの猶本の変化にいち早く気が付いたのが、FW安藤梢だ。身体が「でかく」「ゴツく」なっていたという。猶本とは大学の先輩後輩であり、姉妹のようであり、お互いドイツでのプレー経験のある同志のような関係だ。
自身と同じ道を辿るように浦和に復帰した猶本に、自身の経験を踏まえ、安藤はこう伝えたという。
「出て行った、帰ってきたと大袈裟にすることはない。プロとして、どこでやりたいか、どこに求められているのかが大事だから」
更なる成長を求め、浦和に帰還した猶本光。覚悟の先にあるものは――。
取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)
【皇后杯決勝PHOTO】日テレ ・ベレーザ1-0浦和レッズレディース|日テレ・ベレーザが皇后杯3連覇を達成!
自身と同じ道を辿るように浦和に復帰した猶本に、自身の経験を踏まえ、安藤はこう伝えたという。
「出て行った、帰ってきたと大袈裟にすることはない。プロとして、どこでやりたいか、どこに求められているのかが大事だから」
更なる成長を求め、浦和に帰還した猶本光。覚悟の先にあるものは――。
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