「家族皆でソシオ会員、毎試合味スタへ通っていた」
また、小田原の言葉からは、強い“東京愛”が感じられた。
「自分は府中出身で、家族皆でソシオ会員、毎試合味スタへ通っていた生粋のFC東京ファンなんです。(ACLプレーオフの)組み合わせが確定した時点から、父母も楽しみにしてくれていて。次の試合に懸ける思いは強いです。ただ負ける気はないですよ。個人としてもチームとしても結果にこだわりたいなと思っています」
28歳と27歳、ふたりとも良い大人である。しかし瞳は爛々と、まるでサッカー少年のそれとなんら変わらない輝きを放っていた。
ヴィダコヴィッチ監督が指揮して3年半、チームとしての一体感から蓄積を感じられる、実に良くまとまったチームだ。今季補強した嶺岸を左ウイングに据えた以外は、昨季のスタメンセットがそのまま生きているという。
ただし、彼らにとって気掛かりなことといえば、寒暖差だろう。20度以上の環境変化は、絶対的不利となる。しかし、今の彼らには勢いがある。本選出場まであとひとつ。東京で、彼らが勇ましい姿を魅せてくれることに大いに期待したい。(文中敬称略)
取材・文●佐々木裕介
「自分は府中出身で、家族皆でソシオ会員、毎試合味スタへ通っていた生粋のFC東京ファンなんです。(ACLプレーオフの)組み合わせが確定した時点から、父母も楽しみにしてくれていて。次の試合に懸ける思いは強いです。ただ負ける気はないですよ。個人としてもチームとしても結果にこだわりたいなと思っています」
28歳と27歳、ふたりとも良い大人である。しかし瞳は爛々と、まるでサッカー少年のそれとなんら変わらない輝きを放っていた。
ヴィダコヴィッチ監督が指揮して3年半、チームとしての一体感から蓄積を感じられる、実に良くまとまったチームだ。今季補強した嶺岸を左ウイングに据えた以外は、昨季のスタメンセットがそのまま生きているという。
ただし、彼らにとって気掛かりなことといえば、寒暖差だろう。20度以上の環境変化は、絶対的不利となる。しかし、今の彼らには勢いがある。本選出場まであとひとつ。東京で、彼らが勇ましい姿を魅せてくれることに大いに期待したい。(文中敬称略)
取材・文●佐々木裕介