「セリエAで勝手なプレーは許されない」
こうしてイタリア行きを決心したテオは、マドリーからミランに完全移籍し、文字通りの大ブレイク。19年夏にミランはマドリーに移籍金2000万ユーロ(約25億円)を支払ったが、今やその価値は2~3倍になっているとも言われている。
攻撃面と比べると守備面はポジショニングからマークまでまだまだ拙いものの、カルチョで揉まれて徐々に成長中。ちなみに、ラ・リーガとセリエAの違いについてはこう語った。
「ラ・リーガのほうが自由度は高いし、個人主義だね。どのクラブも狂ったみたいに攻撃するし、テクニックを重視する。でも、ここイタリアはずっと戦術的。個人よりもチーム全体の振る舞いやシステムが重視されるし、何よりも対戦相手を事細かに分析する。自分勝手なプレーは絶対に許されない。ただ、俺はだからこそミランにきたんだよ。セリエAで厳格さを学んで、最高のサイドバックになるためにね。自分がもっと成長するためには、厳しい環境に身を置くことが必要だって実感があった。『心地良い環境』から脱出しなきゃってね。スペインというある意味で緩い繭みたいなものをぶっ壊して、新しい世界に飛び出す必要があったのさ」
ワールドサッカーダイジェスト最新号のインタビューでは他にも、兄リュカ・エルナンデズ(バイエルン)との関係性など様々なことを語っている。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
攻撃面と比べると守備面はポジショニングからマークまでまだまだ拙いものの、カルチョで揉まれて徐々に成長中。ちなみに、ラ・リーガとセリエAの違いについてはこう語った。
「ラ・リーガのほうが自由度は高いし、個人主義だね。どのクラブも狂ったみたいに攻撃するし、テクニックを重視する。でも、ここイタリアはずっと戦術的。個人よりもチーム全体の振る舞いやシステムが重視されるし、何よりも対戦相手を事細かに分析する。自分勝手なプレーは絶対に許されない。ただ、俺はだからこそミランにきたんだよ。セリエAで厳格さを学んで、最高のサイドバックになるためにね。自分がもっと成長するためには、厳しい環境に身を置くことが必要だって実感があった。『心地良い環境』から脱出しなきゃってね。スペインというある意味で緩い繭みたいなものをぶっ壊して、新しい世界に飛び出す必要があったのさ」
ワールドサッカーダイジェスト最新号のインタビューでは他にも、兄リュカ・エルナンデズ(バイエルン)との関係性など様々なことを語っている。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部