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大胆なシステム変更を進める浦和とFC東京。宮本ガンバは新スタイル確立へ…沖縄キャンプに見えたJの変化

カテゴリ:Jリーグ

佐藤俊

2020年01月22日

倉田秋も「ホンマしんどい」と疲労困憊。ハイプレスを徹底するG大阪

試合前に話し込む沖縄SVの高原監督とG大阪の宮本監督。こんなツーショットが見られるのも、プレシーズンならではだろう。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 ガンバ大阪は13日から沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムでキャンプを張っている。宮本恒靖監督が続投になり、昨年シーズンの7位から「優勝を目指す」と宣言した。クラブの再建と優勝に向けてスタートを切ったガンバのキャンプで見えてきたのは、「ハイプレス」だった。

 昨シーズンの終盤戦、湘南戦や仙台戦などでは高い位置から相手にプレッシャーをかけ、ボールを奪って速く攻めるスタイルで勝利した。それをさらに進化させ、ハイプレスで相手を封じ込めて、攻め切るスタイルを練習で徹底している。

 守備のスイッチが入ると取り切るところまで追い込む。プレッシングが緩むと宮本監督の厳しい声が飛ぶ。周囲の連動した動きと豊富な運動量が求められるが、これだと夏場はかなり体力的にしんどくなるだろうと心配してしまうほどの勢いだ。

 倉田秋は「めちゃ追い込んでいくんで、ホンマしんどい。でも、高い位置で獲れればチャンスになるんで、やり続けなあかん」と新たなスタイル確立に意欲的だったが、ハードな練習に疲労困憊といった表情だった。90分間内でどうメリハリをつけるのか、そして奪った後、どうフィニッシュに繋げていくか。まだ課題は多いが、ガンバはここ数年築けなかった自分たちのスタイルを模索し、確立していこうとしている。

 FC東京は、沖縄の北部、国頭村で6日から合宿をスタートした。

 リゾートホテルなのでサウナなど施設が充実しており、競技場の芝は手入れが行き届いていた。周囲はコンビニがある程度で那覇の喧騒から遠く離れ、サッカーをする環境としては最高だ。ちなみにホテルから競技場までは1.3キロ程度で選手は歩いたり、自転車で通っている。オリヴェイラらブラジル人選手はみな“チャリ通”がかなり気に入っているようだった。

 さて、合宿では長谷川健太監督が、昨年2位に終わった悔しさを糧に、チーム改革を進めている。着手したのはシステム変更だ。FC東京と言えば4-4-2だが、今シーズンは4-3-3に挑戦している。4-3-3(4-2-3-1)の代表格は、昨年優勝した横浜F・マリノスだが、あえて難しいと言われるこのシステムに挑戦しているところに長谷川監督のタイトル獲得への本気度が窺える。
 
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