“鉄の掟”に従わせようとするシメオネに…
このロコモティフ戦でのPKキッカーを巡るエピソードは、J・フェリックスにとっても一つの転機になった。開幕以来、ボールに絡む頻度の少なさを指摘されていたが、この一戦を境にして1試合当たりのシュート数が増加したのだ。繰り返しになるが、中心選手としての自覚がそうさせている部分はもちろんあるだろう。
しかしスーペルコパのバルサ戦では、80分にアトレティコがPKで2-2のタイスコアに持ち込んだ場面でロコモティフ戦と同様にキッカーを買って出ようとしたポルトガル代表FWを制したモラタがそのまま蹴り得点を決めている(試合はアトレティコが3-2で勝利)。
ヒエラルキーを飛び越えてでも現状を打破すべく悪戦苦闘するJ・フェリックスと、このニューカマーに対し、アトレティコの“鉄の掟”に従わせようとするシメオネ監督や重鎮選手たちとの間の心理戦が続いている。
文●ラディスラオ・ハビエル・モニーノ(エル・パイス紙アトレティコ番)
翻訳●下村正幸
※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙の記事を翻訳配信しています。
しかしスーペルコパのバルサ戦では、80分にアトレティコがPKで2-2のタイスコアに持ち込んだ場面でロコモティフ戦と同様にキッカーを買って出ようとしたポルトガル代表FWを制したモラタがそのまま蹴り得点を決めている(試合はアトレティコが3-2で勝利)。
ヒエラルキーを飛び越えてでも現状を打破すべく悪戦苦闘するJ・フェリックスと、このニューカマーに対し、アトレティコの“鉄の掟”に従わせようとするシメオネ監督や重鎮選手たちとの間の心理戦が続いている。
文●ラディスラオ・ハビエル・モニーノ(エル・パイス紙アトレティコ番)
翻訳●下村正幸
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