【選手権準決勝プレビュー】青森山田×帝京長岡|攻撃力は五分。より一層のハードワークで主導権を握るのはどちらか

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2020年01月10日

青森山田はゲームプランごと破壊する強みが…

ここまで無失点で勝ち進んでいる帝京長岡。GKの猪越を中心に青森山田の攻撃を防ぎ切れるか。写真:早草紀子

画像を見る

 昌平も帝京長岡同様に全体の技術レベルが高いチームで、常に縦にベクトルを向けたサッカーで青森山田を最後まで苦しめた。しかし、明暗を分けたのが立ち上がりの失点だ。「相手は立ち上がりからガツンと来ることは分かっていた」と昌平・藤島崇之監督が語ったように、青森山田は前への強度を前面に出して立ち上がりから襲いかかってくることを把握していたが、結果として10分と19分に失点し、前半だけで3失点したことが最後まで響いた。これは3回戦の富山第一戦にも言えることで、富山第一は7分に失点し、そのまま押し切られた。

 相手のゲームプランを軌道に乗せる前にプランごと破壊してしまうのが青森山田の最大の強みと言っていい。だからこそ、帝京長岡はいかに先制点を与えず、その間に出来るだけ早くゲームプランを軌道に乗せることが出来るかがポイントになる。

 帝京長岡は今大会屈指のGK猪越優惟(3年)、愛媛FC内定のDF吉田晴稀(3年)、運動量とボール奪取力の高いアンカーの川上航立(2年)など、守備力の高い選手がおり、県予選からこれまで8試合連続無失点と安定している。3バックとアンカーの4枚で守っているだけに、いかに競り合いだけでなく、セカンドボールの回収を怠らずにやり切れるか。より一層のハードワークが求められる。

 果たして1月13日にファイナリストとして2度目の埼玉スタジアムのピッチに立つことが出来るのはどちらのチームか。何れにせよ冒頭に触れたように準決勝に相応しい、ハイレベルなゲームになるだろう。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)

【選手権PHOTO】青森山田3-2昌平|前回王者が昌平の追い上げをかわして"2連覇"へ前進!

【選手権PHOTO】帝京長岡1-0仙台育英|開始1分の決勝弾で帝京長岡が4強入り!

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト責任編集
    2月12日発売
    データ満載のNo.1名鑑
    2020 J1&J2&J3
    選手名鑑
    56クラブを完全収録!!
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト 6月11・25日合併号
    5月28日発売
    現役選手、元代表選手など
    総勢50人がセレクト!!
    Jリーグ歴代
    最強チームはどれだ!?
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    6月4日発売
    2020年夏版
    メガクラブ改造計画
    次の移籍市場はこう動け!
    欧州番記者らによる緊急提言
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.30
    1月17日発売
    完全保存版!
    第98回高校選手権
    決戦速報号
    静岡学園が24年ぶりV
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ