現実的なチームの目標はベスト8。「その壁を超えれば優勝も見えてくる」
復帰後はベンチを温める日も少なくなかったが、インターハイの本大会ではレギュラーに復帰。そして、ポテンシャルを評価され、9月にはガイナーレ鳥取の練習に参加し、目標であったプロ入りも決めた。
順風満帆ではなかった高校最後の1年。それでも、どん底にいた自分と向き合い、一つずつ階段を登ってきた。苦手だった守備でもチームに貢献できるようになり、運動量も見違えるように増えた。その変化にチームメイトも目を丸くする。
「以前は自分の活躍が最優先という感じだったけど、今ではチームのために戦ってくれる頼もしい先輩です」(宮木優一/2年)
鮮烈な一撃でチームを勝利に導いた田口。だが、これで終わりではない。田口は「目標であるゴールは決められたけど、チームとしても個人としても勝ち続けて、現実的な目標としてベスト8を目指している」としつつも、「四日市中央工は伝統のある高校で、単独優勝を目指さないといけない。ベスト8の壁を超えれば優勝も見えてくるので、初戦が大事だった。ここから勝ち上がっていきたい」と言い切る。
初戦の勝利に満足はしていない。伝統校を復活させるべく、17番は2回戦以降もエースナンバーに恥じないプレーでチームを牽引するつもりだ。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
【選手権PHOTO】日大明誠 1-3 四日市中央工|危なげない試合運びで四日市中央工が勝利
順風満帆ではなかった高校最後の1年。それでも、どん底にいた自分と向き合い、一つずつ階段を登ってきた。苦手だった守備でもチームに貢献できるようになり、運動量も見違えるように増えた。その変化にチームメイトも目を丸くする。
「以前は自分の活躍が最優先という感じだったけど、今ではチームのために戦ってくれる頼もしい先輩です」(宮木優一/2年)
鮮烈な一撃でチームを勝利に導いた田口。だが、これで終わりではない。田口は「目標であるゴールは決められたけど、チームとしても個人としても勝ち続けて、現実的な目標としてベスト8を目指している」としつつも、「四日市中央工は伝統のある高校で、単独優勝を目指さないといけない。ベスト8の壁を超えれば優勝も見えてくるので、初戦が大事だった。ここから勝ち上がっていきたい」と言い切る。
初戦の勝利に満足はしていない。伝統校を復活させるべく、17番は2回戦以降もエースナンバーに恥じないプレーでチームを牽引するつもりだ。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
【選手権PHOTO】日大明誠 1-3 四日市中央工|危なげない試合運びで四日市中央工が勝利