中国戦でのパフォーマンスがパーフェクトだったのが…
セントラルMFのファン・インボムとCBのキム・ミンジェも、今大会はここまで好調を維持していて、隙を与えてはいけない相手。
カナダのバンクーバー・ホワイトキャップスに所属するファン・インボムはそのパスセンスから”韓国のピルロ”とも称される。1戦目の香港戦では鮮やかなFKを決め、改めてテクニックの高さを示した。さらに10番を背負って出場した昨年のアジア競技大会では、決勝で日本を下している。2列目の3人にばかりに気を取られていると、その後ろから一瞬の隙を突かれるかもしれない。
カナダのバンクーバー・ホワイトキャップスに所属するファン・インボムはそのパスセンスから”韓国のピルロ”とも称される。1戦目の香港戦では鮮やかなFKを決め、改めてテクニックの高さを示した。さらに10番を背負って出場した昨年のアジア競技大会では、決勝で日本を下している。2列目の3人にばかりに気を取られていると、その後ろから一瞬の隙を突かれるかもしれない。
2戦目の中国戦でのパフォーマンスがパーフェクトだったのが、キム・ミンジェだ。圧倒的な対人の強さを誇り、中国の攻撃をシャットアウトすれば、13分にはチュ・セジュンのCKを豪快にヘディングで合わせてゴールまで奪っている。セットプレーは韓国代表の得点源にもなっているだけに、空中戦でも存在感を発揮するこのDFのマークを怠ってはいけないだろう。
果たして日本は、このキーマン5人を押さえて、6年ぶり2度目の優勝を成し遂げられるか。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
果たして日本は、このキーマン5人を押さえて、6年ぶり2度目の優勝を成し遂げられるか。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)