２年前の前回大会と同様、最終日の日韓戦が優勝決定戦となる。

　韓国の釜山で行なわれているE-1東アジア選手権は第２節を終え、日本と韓国がともに連勝を飾って勝点６を獲得。前者の得失点差＋６に対して、後者は＋２にとどまり、森保ジャパンは引き分け以上の結果で優勝を掴むことができる。

　そんな一大決戦に向けて、闘志を燃やしているのが韓国代表の屈強ストッパーだ。今季から中国スーパーリーグの北京国安でプレーするキム・ミンジェで、第２戦・中国戦ではＣＫからの鮮やかなヘディングゴールで決勝点を決め、チームを勝利に導いた。

　韓国サッカー界の次代を担う23歳が、来る日韓戦に向けて、韓国の全国スポーツ紙『スポーツソウル』に想いを明かした。“対日本”のシミュレーションは万全のようだ。

「日本は調和がとれたパスプレーを好む。まともに飛びかかってはいけないと思うし、ディフェンダーが失点せず、攻撃陣が得点してくれれば、日本に勝って優勝できるだろう。日本は必ず勝たなければならない相手だ。必ず僕たちが勝利する！」

 

　加えて『スポーツソウル』紙は、「日本は短いパスをつないでゲームを主導するアグレッシブなスタイル。彼の役割がさらに重要になるだろう」と記し、キム・ミンジェを日韓戦勝利のキーマンに挙げている。

　日本開催だった2017年大会は、韓国が日本を４－１の大勝を収めるショッキングな結末となった。韓国の大会３連覇か、それとも日本の６年ぶり２度目の戴冠か。キックオフは日本時間の水曜日19時半だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
参照元●スポーツソウル日本語版

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