• トップ
  • ニュース一覧
  • 【日本代表】遠藤&森島の“ツインターボ”を躍動させたキャプテン佐々木の目立たない働き

【日本代表】遠藤&森島の“ツインターボ”を躍動させたキャプテン佐々木の目立たない働き

カテゴリ:日本代表

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2019年12月13日

“気配り”は、試合以外でも表われている

練習中から意識的にコミュニケーションを取り、雰囲気作りに努めている。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る


「前日の調整で、みんなすごい声をかけていました。自分のところで言うと渓太、モリシ、あとボランチのプレスのかけ方。どういう状況になったら苦しいかとか、この時は待つ場面だぞ、この時はプレスをかける場面だぞとか、そういうところは常に喋りながら。モリシ、渓太もそうですし、ボランチのところもしっかりファーストディフェンダーがあたりにいって、プレスをかけるシーンはより多く作り出せたと思います」

 そうした“気配り”は、試合以外でも表われている。移動の際にはチームを先導したり、トレーニング中には積極的にコミュニケーションを取り、若手の緊張をほぐしたりと、良き兄貴として振る舞っている。ただでさえ試合の間隔が中3日と準備期間が短く、さらに東京五輪世代の選手が半分以上を占める今回は、特にそうした役割は重要になってくるだろう。
 
「年長者でもありますし、練習やアップで話すようにしています。普段は喋っている人でも、こういう場に来たら、なかなか声を出せなかったりする。そういったところで、話すように促したり、場を盛り上げたり、コミュニケーションを取る“一歩”は気にするようにしていますね」

 目立たないながらも、最年長の佐々木の働きは、チームに欠かせないものなのだ。今大会の優勝の鍵は、このキャプテンが握っているかもしれない。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
 
【関連記事】
【セルジオ越後】関心の低さが際立つE-1選手権。欧州組優先のスタンスも期待感のなさにつながっているよ
【現地発】あまりに観客が少ない韓国のE-1選手権…“日韓戦”の盛り上がりは大丈夫?
【日本2-1中国|採点&寸評】鋭いボール奪取が光った橋本を高評価。最高殊勲者は…
【中国戦|戦評】可能性を示した遠藤、森島、上田の“東京五輪世代トリオ”。一方で空中戦は警戒していたはずなのに…
【中国戦|東京五輪世代査定】攻撃をリードした森島が眩い輝き!「B」評価はふたり

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ