東京五輪のエースは上田綺世か小川航基か…熾烈な1トップの争いの行方は?

カテゴリ:日本代表

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2019年12月13日

上田が「結局自分次第」といえば、小川も「いつも敵は自分」という

いかに持ち味を発揮できるかが鍵。森保監督にアピールするのはどちらか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 ただ面白いのは、ふたりともお互いをそこまで意識はしていないことだ。上田が「ポジションを争う相手はいるかもしれないですけど、そこを気にしている余裕もない。結局自分次第だと思うし、自分らしいプレーをやっていければいい」と言えば、小川も「いつも敵は自分。他の選手がどうだとかじゃなくて、まず自分がどれだけ準備出来て、どれだけ結果を残せるかというところだと思う。ライバルの動向はあまり関係ないと思っています」と意に介さない。

 ふたりのコメントを踏まえれば、いかに持ち味を発揮できるかが鍵となる。残り2試合(台湾戦と韓国戦)で森保監督へのアピールに成功するのはどちらか。エースの座を巡る争いの行方から目が離せない。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
 
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