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【セルジオ越後】関心の低さが際立つE-1選手権。欧州組優先のスタンスも期待感のなさにつながっているよ

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年12月11日

結果を出しても使われなかったら、融合も継続性も生まれない

 最終的には日本と韓国の争いになりそうな雰囲気だけど、1週間後の試合までにどれだけコンディションを整えていけるかが鍵になる。ベストメンバーではないとはいえ、前回大会ではハリルジャパンが韓国に大敗して大バッシングに遭っているから、今回は無様な試合はできないだろうね。

 ただし、これに勝ったとしても選手個々への評価がまた微妙になる。A代表とU-22世代の融合といいながら、A代表の主力は今回、不在なんだから融合も何もないし、ここで活躍したからといって、次にまた試合にあまり出ていない欧州組を優先的に使ったら継続性も生まれない。例えば、森島は香港戦、韓国戦で結果を出したら、次もA代表に呼ばれて起用されるのかな? そうでなければ“融合”にはならないからね。

 スタンドの様子はともかく、E-1選手権が盛り上がっているという話も聞かないね。結局、どの国もメンバーを揃えられないし、「まあ時期が来たからやっておくか」という大会になっているのをサッカーファンも敏感に感じ取っているのだろう。せめて、ここまでのチーム作りの過程で、この大会が今後のポジション争いに何らかの影響を与えると期待感を抱かせてくれていれば、少しは見方も変わっていたのかもしれないけどね。


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