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プレミアEAST2度目の優勝を飾った青森山田。一時の不振を乗り越え、断トツの優勝を実現できた理由は?

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2019年12月02日

ファイナルの相手、名古屋U-18は三冠を懸けて臨む強敵

鹿島ユース戦を3-1でモノにした青森山田が、プレミアリーグEASTで3年ぶり2度目の優勝を決めた。写真:安藤隆人

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 実は鹿島ユース戦の前日に2位の柏U-18が浦和レッズユースに敗れたことで、すでに優勝は決まっていたが、「決まっているからと言って、この試合が雑にならないように、プレーの質や精度にこだわらなくなったら、また元に戻ってしまうぞということはきちんと伝えて送り出した」という黒田監督の檄に応え、選手たちは気を緩めることなく、いつもの緊張感で臨んだからこそ、勝利を手にすることができた。

 プレミアリーグWEST王者の名古屋グランパスU-18とのファイナルは2週間後に行なわれる。決戦に向けて、「万全の準備で臨みたい」と目を光らせた黒田監督の表情には、トンネルを抜け出した2連勝を通じて、確かな手応えを感じているように見えた。

 名古屋U-18は今年の日本クラブユース選手権、Jユースカップを制し、三冠を懸けて臨んでくる、まさに強敵。その強敵を相手に真っ向からぶつかり、高体連初となる2度目の優勝を手にして、2連覇を懸けた選手権に弾みをつけたいところだ。青森山田は雪が舞う青森に戻って、決戦に向けて入念な準備を始める。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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