【J1優勝争い】“3強”の番記者コラム「優勝するのは俺たちのクラブだ!!」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2019年11月12日

多方面からゴールを狙う。相手からすれば厄介なはず

弱点を補って余りある攻撃力が最大の魅力。得点王も狙うM・ジュニオール(写真)ほか、得点源が多岐にわたる点は大きな強みだろう。写真:滝川敏之

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2位 横浜F・マリノス編
(勝点61 19勝4分8敗/60得点・37失点)

 リーグ最多得点(60)を誇る自慢の攻撃力で、最後まで攻めの姿勢を貫けるか。それこそが2004年以来となるリーグタイトルを獲得するための最短距離だ。攻守を支えるダブルボランチやリーグ屈指の呼び声高いCBコンビの貢献度も高いが、あくまでも攻撃陣を生かすための黒子役に徹している。

 優勝を争うライバルチームと比較した時、得点源が多岐にわたる点は大きな強みだろう。特定の個に依存せず多方面からゴールを奪える横浜のオフェンスは、対戦相手にとって実に厄介なはず。得点王を射程圏に捉える15得点のマルコス・ジュニオールと13得点の仲川輝人だけでなく、今夏に加入したエリキやマテウスも卓越した個人能力で多くの得点に絡む。

 5得点・7アシストと及第点以上の働きを見せている遠藤渓太の存在が霞むほど陣容は厚く、負傷離脱していたエジガル・ジュニオ(11得点)もラスト3試合を目処に復帰できる見込みだ。

 負け試合数(8試合)と失点数(37)は上位陣で最も多く、試合運びが一本調子になり過ぎるというウィークポイントも抱えている。しかし、それを補って余りあるストロングポイント=攻撃力こそが横浜最大の魅力。今季のJ1に大きな話題を提供した『アタッキング・フットボール』で悲願成就を目指す。

著者プロフィール
藤井雅彦(ジャーナリスト)
1983年生まれ、神奈川県出身。『現場至上主義』をモットーに取材。

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