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【連載・東京2020】大迫敬介/後編「不思議とメンタルがブレない秘策…そして今後のテーマは?」

カテゴリ:日本代表

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2019年10月28日

「不思議とメンタルがブレない新しい発見とは…」

水本(現・松本)にはピッチ内外で助けてもらった。「すごく感謝している」という。写真:徳原隆元

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――日頃からそうしたメンタルの部分で意識していることは?
「試合に出ていればいろんなミスも起きるし、失点もしてしまうけど、そういうところで引きずらないことですね。特に表情に出さないのが大事だなと。ミスや失点をすると、どうしても『なんでだろう』って落ち込んでしまいそうなところですけど、そういう反省は試合後にすると決めています。とにかく次のプレー、次の失点を防ぐことに集中して、すぐに気持ちを切り替えようと」

――でも、それはすぐに身につくようなものではないのでは?
「そうですね。プロになってから色々考えを巡らせながらやっていたからかもしれません」

――澤村(公康)GKコーチも『メンタルがなにより強い』と言っていました。
「澤村コーチのおかげでもあります。メンタルのところをすごく重要視してくれるコーチはなかなかいなかったですし、これまで考えもしなかったようなアプローチをしてもらえたのは、ひとつ変わるきっかけでした」

――澤村コーチに言われて心に残っていることは?
「『表情を変えるな』ってことですね。やっぱり顔はカメラで抜かれたりしますし、味方の選手にも見られますから。自分自身も表情を変えないことで、不思議とメンタルがブレないんですよね。それは新しい発見でした」
 
――だからピッチ内とピッチ外では別人に見えるのかもしれないですね。
「そうかもしれませんね(笑)」

――では今までのキャリアで指導してもらったなかで、印象に残っている言葉は?
「いろんなことを言われてきましたけど、『常に謙虚に』というのは、どの指導者にも言われたことです」

――どういった時に言われるのですか?
「代表から帰ってきた時や、ユース時代にトップの練習から戻ってきた時ですね。どうしてもレベルのギャップはあるんですけど、そう言われると、そこで手を抜かないようにしようと心掛けられました」
 
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