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「最悪のことが起きた」無念の交代後、武藤嘉紀が吐露した落胆。だが一方でクラブ内の評価は…

カテゴリ:海外日本人

田嶋コウスケ

2019年10月01日

決定的なチャンスもあったが…

 得点チャンスもあった。最大の決定機は、ヘイデンのミドルシュートがコースを外れ、武藤の足下に入った12分のシーン。筆者にはグラウンダーのクロスボールに見えたが、武藤によるとヘイデンはシュートを打ったという。武藤は足でコースを変えようとするも、速い弾道のボールに触ることができなかった。武藤は「シュートがまったく見えなかった」と語り、次のように説明を続けた。

「シュートのこぼれ球を狙おうと思っていたんだけど、シュートがそれて、ボールがいきなり自分のところに来た。もうちょっと前からボールを見ることができたら、確実に決めていたと思う」

 立ち上がりのニューカッスルは、普段よりも良質のプレーができていた。もともと5-4-1の守備的な布陣でロングカウンターに活路を見出すチームだが、2トップの4-4-2に変更したことで攻撃の幅が広がった。その中で、武藤も機能していた。「プレーは悪くなかったと思う」と語るように、コンビを組んだジョエリントンよりもゴールの匂いを感じさせた。

 実際、30分にはカウンターのチャンスに武藤が最前線へ疾走。フリーの武藤にボールが渡れば、GKと1対1の決定的なチャンスになったが、なぜかボールホルダーのDFファビアン・シェアはシュートを選択し、大きく枠を外した。その直後、さすがに武藤も両手で頭を抱えた。
 
 そして、ヘイデンの一発退場――。前線でロングボールを収められる長身FWのジョエリントンがピッチに残り、武藤が早々と交代することになった。「ここから」というタイミングで、武藤はピッチを後にすることになった。

 しかも後半に入ると、1人少ないニューカッスルが完全に崩壊してしまう……。後半開始早々に2点目を奪われると、チーム全体が戦意喪失。戦う姿勢すら見せることなく、失点の山を築いた。最終的に0-5という目も当てられない有様で大敗し、降格圏の19位に沈むことになった。試合後、ブルース監督は、後半の不甲斐なさに対し選手たちを叱り飛ばしたという。
 
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