ACLとJ1の両方を制したJクラブは…
レッズとアントラーズから分かるのは、Jクラブの限界だろう。
02年にアジアクラブ選手権からアジア・チャンピオンズリーグに大会名が変わって以降、日本勢が優勝したのは07年のレッズ、08年のガンバ、そして17年のレッズと18年のアントラーズの計4回。このうち、J1とACLの両方を制したJクラブはひとつもない。
ふたつのタイトルを争える本物の強豪が日本にまだまだ存在しないことが、改めて明白になった。
02年にアジアクラブ選手権からアジア・チャンピオンズリーグに大会名が変わって以降、日本勢が優勝したのは07年のレッズ、08年のガンバ、そして17年のレッズと18年のアントラーズの計4回。このうち、J1とACLの両方を制したJクラブはひとつもない。
ふたつのタイトルを争える本物の強豪が日本にまだまだ存在しないことが、改めて明白になった。
いずれにせよ今季のACLは、フロンターレがグループステージで、サンフレッチェが決勝トーナメント1回戦で、アントラーズが準々決勝で負けて、残るはレッズのみ。
なかなかふたつの大会を両立するのは難しいのが現状だけど、やはりどちらも制覇してこそ真のチャンピオン、真の強豪クラブというもの。そうした抜きん出た実力を持つチームがJリーグを牽引していかないと、いつまでもどんぐりの背比べのリーグでは発展性がないよね。
レッズには17年以来のACL制覇も狙いつつ、リーグ戦でも勝てるように頑張ってもらいたいね。