隠れた“日韓戦”に“ゼロトップ”の奇策…タイ代表・西野朗監督、W杯アジア予選デビューの一部始終

カテゴリ:国際大会

佐々木裕介

2019年09月07日

ボールを保持しチャンスは創るがゴールが遠い…。日本人には見慣れた光景がタイでも

札幌では不動の存在となったチャナティップ。タイ代表でも攻撃陣をリードする。(C) Getty Images

画像を見る

 どこか攻めきれない状況が続いた前半から、後半は多くのチャンスを創り出したタイ代表。しかし結果はホームでスコアレスドローに終わってしまう。
 
 西野監督は前日会見で「タイ代表には得点力不足を強く感じている。ほとんどのT1(国内1部)クラブのFWは外国人ばかり。有望なタイ人ストライカーを探すのが非常に大変だった」と苦悩を漏らしていた。故に採らざるを得なかった“奇策”だったのかもしれないが、理由はどうあれ、点が取れなければ試合に勝てない。また試合後には「限りなくポジティブな引き分け」という表現を用いていたが、以後もタイ代表に付きまとうであろう、難題を露呈したことは明白だった。
 
「アウェーだろうが、次は必ず勝点3を取りにいく」
 
 
 タイ代表の次節は9月10日。“敵地”ジャカルタでのインドネシア代表戦へ向けた西野監督の強い意志表示である。
 
 試合翌日、タイサッカー協会は、ベトナム戦で先発し、監督から評価を得ていたMFティティパン、また途中出場したMFピーラドルがともに怪我でチームを離脱したことを発表した。
 
 インドネシア代表は初戦、マレーシア代表相手にアディショナルタイムに追加点を奪われての敗戦。納得のいかないファンは試合後に暴徒化し、騒ぎを起こした。あの殺伐としたセナヤンの雰囲気の中で3ポイントを奪うために、西野タイランドはどんな策で打って出るのだろうか。闘いは始まったばかりだ。
 
 取材・文●佐々木裕介

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト責任編集
    2月12日発売
    データ満載のNo.1名鑑
    2020 J1&J2&J3
    選手名鑑
    56クラブを完全収録!!
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト4月23日号
    4月9日発売
    戦術&システムで
    読み解く
    J1&J2全40クラブの
    「10年史」
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    4月2日発売
    海外番記者がランク化!!
    クラブ別レジェンド
    「完全格付け」
    最も貢献度が高かったのは!?
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.30
    1月17日発売
    完全保存版!
    第98回高校選手権
    決戦速報号
    静岡学園が24年ぶりV
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ