とはいえ、日本のワンダーキッドがトップ登録を果たすためには、現在埋まっているEU外選手枠を開ける必要がある。
フェデリコ・バルベルデ（ウルグアイ国籍）、ミリトン、ヴィニシウス・ジュニオール（ともにブラジル国籍）が該当者だが、同誌は「バルベルデがEUパスポートを取得すればすぐにでも（久保のトップ登録に）ゴーサインが出るだろう。もしそれが叶わなければ、ヴィニシウスがレンタルで出される可能性もある」とまで記している。
やや希望的観測の印象は拭えないものの、ジダン監督が久保を「近くに置いておきたい才能」と考えているのは、そのコメントからも推し量れる。
はたしてラ・リーガ開幕までに、あるいは欧州の移籍市場がクローズとなる今月末までに、久保を巡る動きはどのような展開を見せるのか。まだまだ、二転三転ありそうな気配だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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