L・バスケスを放出し、久保を引き上げると予測
ドイツ・ミュンヘンで開催されていたアウディ・カップを終え、本拠地に舞い戻ったレアル・マドリー。いよいよ8月17日のラ・リーガ開幕戦(アウェーでのセルタ戦)に向けて、チーム強化のスピードも高まりを見せていきそうだ。
しかしながら、チームを率いるジネディーヌ・ジダン監督の心中は穏やかでないだろう。
いまだ新シーズンを戦うスカッドは確定しておらず、狙いを定めるポール・ポグバら大物獲得の交渉に進展はなく、一方で、構想外としたガレス・ベイルとハメス・ロドリゲスの去就が定まっていない。チーム状態もピリッとしないまま。プレシーズンマッチ5試合は1勝1分け3敗と、スペイン・メディアによれば「過去40年で最低のスタート」で、とりわけディフェンス陣の体たらくぶりが顕著だ。
そんななか、スペインの老舗専門誌『Don Balon』電子版が注目の記事を掲載した。ジダン監督が不安定なスペイン代表FWルーカス・バスケスを放出し、その右サイドの補充に久保建英を“昇格”させるだろう、というのだ。同誌は以下のようにレポートしている。
「ジダンが春に二度目の監督就任を果たして以降、まるで精彩を欠いてしまっているのがルーカス・バスケスだ。もはや28歳の名手は違いを生み出せる存在ではなく、マドリーではどこか自信なさげにプレーしているように映る。何人かの選手がこの夏の放出候補に挙がるが、ジダンはバスケスもそのリストに加えたのだ」
さらに同誌は「これ以上市場価値が下がる前に、クラブとしても売却したいと考えている。バスケスに関心を持つクラブは複数あり、なかでもバイエルン・ミュンヘンが乗り気だ」と記している。
しかしながら、チームを率いるジネディーヌ・ジダン監督の心中は穏やかでないだろう。
いまだ新シーズンを戦うスカッドは確定しておらず、狙いを定めるポール・ポグバら大物獲得の交渉に進展はなく、一方で、構想外としたガレス・ベイルとハメス・ロドリゲスの去就が定まっていない。チーム状態もピリッとしないまま。プレシーズンマッチ5試合は1勝1分け3敗と、スペイン・メディアによれば「過去40年で最低のスタート」で、とりわけディフェンス陣の体たらくぶりが顕著だ。
そんななか、スペインの老舗専門誌『Don Balon』電子版が注目の記事を掲載した。ジダン監督が不安定なスペイン代表FWルーカス・バスケスを放出し、その右サイドの補充に久保建英を“昇格”させるだろう、というのだ。同誌は以下のようにレポートしている。
「ジダンが春に二度目の監督就任を果たして以降、まるで精彩を欠いてしまっているのがルーカス・バスケスだ。もはや28歳の名手は違いを生み出せる存在ではなく、マドリーではどこか自信なさげにプレーしているように映る。何人かの選手がこの夏の放出候補に挙がるが、ジダンはバスケスもそのリストに加えたのだ」
さらに同誌は「これ以上市場価値が下がる前に、クラブとしても売却したいと考えている。バスケスに関心を持つクラブは複数あり、なかでもバイエルン・ミュンヘンが乗り気だ」と記している。
そして、フランス人指揮官は、迷わず久保を引き上げるだろうと予測する。
「バスケスを売れば3000万ユーロ(約37億5000万円)は手に入る。だが、その代わりに右サイドへ大物を迎えたりはしないだろう。現在のチームにはすでに、ジダンがお気に入りの日本の真珠がいるからだ。マドリー入団以降、ポジティブな驚きをずっと提供し続けているタケフサ・クボである。
素早く環境に順応し、ピッチ内では圧倒的な技術だけでなく、献身的なプレーを継続させ、なにより自信に満ち溢れている。当初はカスティージャ(Bチーム)に軸足を置くと思われたが、トップチームへのジャンプアップはもはや決定的。昨シーズンのヴィニシウス(・ジュニオール)と同じ道を辿るだろう」
「バスケスを売れば3000万ユーロ(約37億5000万円)は手に入る。だが、その代わりに右サイドへ大物を迎えたりはしないだろう。現在のチームにはすでに、ジダンがお気に入りの日本の真珠がいるからだ。マドリー入団以降、ポジティブな驚きをずっと提供し続けているタケフサ・クボである。
素早く環境に順応し、ピッチ内では圧倒的な技術だけでなく、献身的なプレーを継続させ、なにより自信に満ち溢れている。当初はカスティージャ(Bチーム)に軸足を置くと思われたが、トップチームへのジャンプアップはもはや決定的。昨シーズンのヴィニシウス(・ジュニオール)と同じ道を辿るだろう」