田坂監督は「サッカーIQが高い選手でインテリジェンス、ひらめきなどもある」
一方、チームは現在21位。降格圏であえぐなかで「今は勝点を1でも欲しい。チームは少しずつ良くなっている。まずは気持ちで負けないプレーをしたい」と表情を引き締める。デビュー戦となったのは7月20日の22節、アウェー・横浜FC戦。相手の中心選手、レアンドロ・ドミンゲスとマッチアップした。アグレッシブなプレーで抑え込んだが、後半はポジションを変えられ、そこから逆転負け。「横浜のキーマンは彼。狙って止めにいっただけに、悔しい結果」と厳しい表情で振り返った。
そんな三宅に、田坂和昭監督は大きな期待を寄せる。
「初めて経験するJリーグで、彼はチームに今までなかったアクセントを与えている。サッカーIQが高い選手でインテリジェンス、ひらめきなどもあり、これからも成長する要素は十分ある」
そんな三宅に、田坂和昭監督は大きな期待を寄せる。
「初めて経験するJリーグで、彼はチームに今までなかったアクセントを与えている。サッカーIQが高い選手でインテリジェンス、ひらめきなどもあり、これからも成長する要素は十分ある」
その言葉は横浜FC戦、柏戦と2戦連続での先発に起用されたことでも証明されている。
三宅が「サッカー人生を学びにきた」という栃木への移籍。「まだ関東の生活には慣れない」と笑うが、この先、より厳しい戦いが待ち受けることも本人は十分に自覚している。
「毎試合、毎試合、次につながる戦いをしないといけない。それが勝点に結びつく」
苦境を楽しみながらピッチを駆ける男が、後半戦の巻き返しに向けた一番のキーマンになっていることは間違いない。
取材・文●桜井 誠
三宅が「サッカー人生を学びにきた」という栃木への移籍。「まだ関東の生活には慣れない」と笑うが、この先、より厳しい戦いが待ち受けることも本人は十分に自覚している。
「毎試合、毎試合、次につながる戦いをしないといけない。それが勝点に結びつく」
苦境を楽しみながらピッチを駆ける男が、後半戦の巻き返しに向けた一番のキーマンになっていることは間違いない。
取材・文●桜井 誠