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目指すはファン・ダイクのような安心感。青森山田2年生ディフェンスリーダーの絶大なる存在感と気迫の雄叫び

カテゴリ:連載・コラム

安藤隆人

2019年07月28日

『かわされても俺がなんとかする』高い意識を持って今シーズンに臨み、大一番でそれを示した

「世界の有名なCBの選手たちのプレーを見ても、『絶対にやられない』という安心感を持っているんです。セルヒオ・ラモス、この頃だとファン・ダイクは競り合いも負けないし、未然に攻撃の芽を潰す。背中が大きく見えるというか、いるだけで周りに安心を与える選手になりたいとずっと思っていたんです」
 
『かわされても俺がなんとかする』
 こうメッセージを仲間に送り、『俺がいる限り、自由にはさせない』と相手に思わせることで、CBとしての信頼を掴む。この高い意識を持って今年に臨んでいた彼は、この大一番でしっかりとその成果をプレーと声で示した。
 
 次なる相手は北越。これまでの2戦の相手と比べると、『青森山田優位』と目されるカードとなったが、どんな相手でも勝利にこだわる男に『油断』の2文字は存在しない。
 
「前橋育英も大津も、『青森山田を絶対に倒す』という気持ちで挑んできていた。それを上回るメンタル、威圧を出していかないといけないので、それを出してこの2戦を乗り越えることができたのは大きいです。でも、次の北越も捨て身で来ると思う。そういうところで落とし穴が待っていると思うので、もう一度気を引き締めて、絶対に全てで上回る気持ちで臨みたいと思います」
 
 真夏の沖縄で着実にたくましさを増している2年生CB藤原優大。相手を飲み込み、仲間を鼓舞しながら、沖縄の夏を駆け抜けていく。
 
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
 
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