前回は0-5。求められるのは「守備でのコンパクトさ」
ペルーは3-0と快勝した準決勝のチリ戦で、通常は先発11人の試合前撮影に登録メンバー全員が並ぶまとまりの良さを見せた。
この結束力に加え、守備ではコンパクトさ、相手のボールの動きに応じた的確なポジション移動が求められるだろう。前回対戦では、ブラジルのエベルトン、ウィリアンに右サイドからカットインを許してクリーンシュートを決められた。このあたりは対策済みだろうし、GKペドロ・ガレセがキックをロベルト・フィルミーノにぶつけ、手痛い2点目を喫したようなミスは許されない。
不利を予想されるペルーが、過去4度のコパ・アメリカ開催をいずれも優勝で飾っているブラジル相手に、どのような戦いで勝利を狙うかに注目したい。
準々決勝で2011年大会王者のウルグアイを0-0からのPK戦で退け、2015年大会と大会百周年記念の2016年大会でチャンピオンに輝いたチリも準決勝で倒した。「我々は対戦相手を苦戦に追い込むだけのレベルにあると思う」とアルゼンチン人のリカルド・ガレカ監督。これまでペルーをロシア大会で36年ぶりのワールドカップ出場、今大会で44年ぶりの決勝進出に導いた「ティグレ(タイガー)」の異名を持つ名将が、さらに大きな獲物に挑む。
取材・文●石川 聡
この結束力に加え、守備ではコンパクトさ、相手のボールの動きに応じた的確なポジション移動が求められるだろう。前回対戦では、ブラジルのエベルトン、ウィリアンに右サイドからカットインを許してクリーンシュートを決められた。このあたりは対策済みだろうし、GKペドロ・ガレセがキックをロベルト・フィルミーノにぶつけ、手痛い2点目を喫したようなミスは許されない。
不利を予想されるペルーが、過去4度のコパ・アメリカ開催をいずれも優勝で飾っているブラジル相手に、どのような戦いで勝利を狙うかに注目したい。
準々決勝で2011年大会王者のウルグアイを0-0からのPK戦で退け、2015年大会と大会百周年記念の2016年大会でチャンピオンに輝いたチリも準決勝で倒した。「我々は対戦相手を苦戦に追い込むだけのレベルにあると思う」とアルゼンチン人のリカルド・ガレカ監督。これまでペルーをロシア大会で36年ぶりのワールドカップ出場、今大会で44年ぶりの決勝進出に導いた「ティグレ(タイガー)」の異名を持つ名将が、さらに大きな獲物に挑む。
取材・文●石川 聡