「やり切ったなんて一切思っていないです」
――辞任を決めたのは試合前ですか?
試合前ではなく、もっと前ですが何日ということは差し控えさせていただきます。
――試合後サポーターのところに行かれていましたが、どんな話をされたのですか?
「名波来い」という声が非常に多かったですし、自分がけじめをつけるということを、サポーターの方に「コールリーダーは誰ですか?」と聞いて、拡声器を持った方が降りてきたので、「俺はこれで責任をとって辞めるけど、これからもチームを支えてやってくれ」ということを言いました。「こういう結果になったことをちゃんと受け止めてください」というお言葉を頂きました。
――選手たちには、このことをどう伝えましたか?
一言一句は覚えていないのですが、これからも前向きにやっていこうと。それから、いま言ったようなことがほとんどです。僕を慕って入ってくれたり、慕って戻ってくれた選手がいて、このクラブを2012年、2013年のようなボロボロ、バラバラなクラブから立ち直らせようという、そういう同志がどんどん集まってくれたので、そういう思いに対して、これからもそれを思い続けてほしいし、より良いクラブ、より強いクラブにできなかった申し訳なさがあるよということを伝えました。
試合前ではなく、もっと前ですが何日ということは差し控えさせていただきます。
――試合後サポーターのところに行かれていましたが、どんな話をされたのですか?
「名波来い」という声が非常に多かったですし、自分がけじめをつけるということを、サポーターの方に「コールリーダーは誰ですか?」と聞いて、拡声器を持った方が降りてきたので、「俺はこれで責任をとって辞めるけど、これからもチームを支えてやってくれ」ということを言いました。「こういう結果になったことをちゃんと受け止めてください」というお言葉を頂きました。
――選手たちには、このことをどう伝えましたか?
一言一句は覚えていないのですが、これからも前向きにやっていこうと。それから、いま言ったようなことがほとんどです。僕を慕って入ってくれたり、慕って戻ってくれた選手がいて、このクラブを2012年、2013年のようなボロボロ、バラバラなクラブから立ち直らせようという、そういう同志がどんどん集まってくれたので、そういう思いに対して、これからもそれを思い続けてほしいし、より良いクラブ、より強いクラブにできなかった申し訳なさがあるよということを伝えました。
――今の気持ちとして、やり切ったという部分があるのか、それとも心残りの部分があるのか
やり切ったなんて一切思っていないですが、自分が監督として就任させてもらってから、何事にも変えがたいサッカーの日常というか、そういう充実感がもの凄くあったので、苦しい時期ももちろんありましたけど、選手と共に、チームを良くしよう、強くしようと思えた時間は歴代ジュビロ監督の中では一番だと自負しています。補足になるかもしれないですが、これからの僕のサッカー人生はまだまだ続きますし、昨日、とあるJリーグクラブの監督に辞任することを伝えた時に「まだやるよな」と言われて、即答で「やります、前向きですよ」ということを伝えました。
これが決して失敗だとは思っていないですし、自分が成長するための素晴らしい時間だったし、このかけがえのない時間を、次またプラスアルファに変えていかないと何の意味もないと思うので、そういう気持ちで今はいます。なので、決めてからここまで一切、いや、一切泣いていなくはないな。今朝、大分と戦って昇格したJ2ラストゲームを見て、あれでちょっと泣きましたけど、それ以外は一切泣いていないので、選手と話そうが、スタッフと話そうが、社長、それから強化部と話そうがそういう気持ちですね。
もうひとつ補足していいですか? 大分戦で思い出したのですが、監督を辞任するひとつの要因として、大分戦のあの感動というのはここにいる皆さんもご存知の方が多いと思いますけど、やっぱりあれ以上の感動を生み出せなかった。あれ以上感動するようなゲームをもっともっとたくさんサポーターやファンの方々に見せられていれば、こういう結末にはならなかったので、初めて使う言葉なのかもしれないですけど、悔しかったなというふうに思います。