「サッカーを通じて子どもたちに夢を与えたい」(浅川)
現役選手ながら二足のわらじを履いてセカンドキャリアも歩み始めている浅川。選手は「サッカーしかできないんじゃないか?」と思う人もいるだろう。プロサッカー選手は「子供のなりたい職業ランキング」の上位に位置するも、大人になると現実的で安定している公務員などが上位に食い込み、プロサッカー選手は弾かれてしまう現状がある。高い能力を持っていても引退後のリスクを考えて、幼少期から持ち続けた夢を諦めてしまう選手が多いことは「本当に嫌なんです」と浅川は唇を噛む。
「大学とかでよく見る上手い選手が、プロになれないのは本当にもったいない。その人たちもサッカーをプレーできる環境はある。もっとサッカー選手をやりながら、セカンドキャリアを含めて2重にやることがオープンになっていけば大人でも(サッカー選手を)目指せるようになってくると思います。そうすれば日本もサッカーが文化になると思うんです。だから僕はサッカー選手としてそれを体現するためにやっていかないといけない」
「大学とかでよく見る上手い選手が、プロになれないのは本当にもったいない。その人たちもサッカーをプレーできる環境はある。もっとサッカー選手をやりながら、セカンドキャリアを含めて2重にやることがオープンになっていけば大人でも(サッカー選手を)目指せるようになってくると思います。そうすれば日本もサッカーが文化になると思うんです。だから僕はサッカー選手としてそれを体現するためにやっていかないといけない」
自分の掲げた夢が誰かに夢や希望を与える――。
浅川はJ3でこそ活躍しているが、全国的に名の知れた選手ではない。まだまだ声は小さいが、日本サッカー界を盛り上げる様々な活動をして、下のカテゴリーから這い上がっていくために必死に結果を残そうとしている。今は反応が薄くても活動のすべてを様々な場所に派生していけば、ポジティブな要素が生まれていくはずだ。決してクラブ規模が大きくはないYS横浜の助けにもなるだろうし、いずれ今季の平均観客動員数の1,302人という数字でさえ超える可能性だってある。
「僕はサッカーを通じて子どもたちに夢を与えたい。それを色んな人に感じていただいて、色んな人が活動していくようになればいいですね。そうすれば、YS(横浜)はもちろん、サッカーファンやサポーターの数も増えてくると思っています」
夢に向かって真っ直ぐ歩み続けている浅川。ピッチ内外で駆け回り、ステップアップしていく姿にこれからも注目していきたい。
取材・文●高澤真輝(フリーライター)
浅川はJ3でこそ活躍しているが、全国的に名の知れた選手ではない。まだまだ声は小さいが、日本サッカー界を盛り上げる様々な活動をして、下のカテゴリーから這い上がっていくために必死に結果を残そうとしている。今は反応が薄くても活動のすべてを様々な場所に派生していけば、ポジティブな要素が生まれていくはずだ。決してクラブ規模が大きくはないYS横浜の助けにもなるだろうし、いずれ今季の平均観客動員数の1,302人という数字でさえ超える可能性だってある。
「僕はサッカーを通じて子どもたちに夢を与えたい。それを色んな人に感じていただいて、色んな人が活動していくようになればいいですね。そうすれば、YS(横浜)はもちろん、サッカーファンやサポーターの数も増えてくると思っています」
夢に向かって真っ直ぐ歩み続けている浅川。ピッチ内外で駆け回り、ステップアップしていく姿にこれからも注目していきたい。
取材・文●高澤真輝(フリーライター)