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強豪ウルグアイに健闘した森保ジャパン。大敗したチリ戦とは何が違ったのか?【小宮良之の日本サッカー兵法書】

カテゴリ:連載・コラム

小宮良之

2019年06月23日

物足りない選手がいるのは否めないが…

次戦で日本が激突するのがエクアドル。ここまで2敗ながらグループステージ突破の可能性を残している。(C)Getty Images

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 今回のコパ・アメリカは、日本サッカーの成長、進化を示す大会になっている。南米の地で、チリ、ウルグアイと対等に戦う。それは賛辞に値するものだ。

 代表招集の拘束力がない大会だけに、残念ながら主力メンバーはいない。それだけに、どうしても3、4つのポジションは、明らかな弱点になっている。「代表選手」として、物足りない選手がいる事実は否めない。それが不安定さを引き起こしている理由だろう。

 しかし代表強化としては、この上ない機会になっている。胸を借りているだけではない。何人かの選手は真っ向から挑み、戦いを糧にしている。

 グループステージ最終戦はエクアドル。チリ、ウルグアイより劣るが、伏兵と言える。マンチェスター・ユナイテッドに所属するアントニオ・バレンシアを擁し、簡単には勝てない相手だ。

 牙をむき、爪を研ぐ南米の強豪との対峙は、若い選手たちが成長する引き金となる。
 
文:小宮 良之

【著者プロフィール】
こみや・よしゆき/1972年、横浜市生まれ。大学在学中にスペインのサラマンカ大に留学。2001年にバルセロナへ渡りジャーナリストに。選手のみならず、サッカーに全てを注ぐ男の生き様を数多く描写する。『選ばれし者への挑戦状 誇り高きフットボール奇論』、『FUTBOL TEATRO ラ・リーガ劇場』(いずれも東邦出版)など多数の書籍を出版。2018年3月には『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューを果たした。
 
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