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識者が選ぶ、平成の日本代表ベスト11!「誰よりも『なんとかしてくれる』という期待を抱かせてくれたのは…」

カテゴリ:日本代表

熊崎敬

2019年04月29日

名場面の主役となった11人を選ぶなら…

熊崎氏が選んだ日本代表の名場面の主役となった11人。それぞれの印象的なシーンは、時代が変わっても色あせることはない。

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 もうひとつのチームは、忘れられない名場面の主役となった11人を選んだ。サッカーの名場面というと、やはりゴール。必然的に攻めっ気の強い編成となったが、そこはお許しください。
 
 ひとりずつ、名場面を挙げていこう。
 川島は11年アジアカップ準決勝の韓国戦で、PK戦勝利の立役者に。ふたりを立て続けに止め、3人目も失敗させた。
 
 吉田は14年ブラジル・ワールドカップに向けてのアジア3次予選、北朝鮮との初戦で、ロスタイムに決勝点を叩き込んだ。代表95試合で10ゴールは見事。困った時に貴重なゴールを決めてくれる。
 
 宮本で思い出深いのは、04年アジアカップ準々決勝でのヨルダン戦のPK戦。中村、三都主がぬかるんだピッチに足を取られて失敗すると、キャプテンとして「これはフェアではない」と主審に抗議。PKサイドを変更させた。これで流れが変わり、川口が神がかったセーブを連発。準決勝進出を果たす。
 
 井原は95年6月3日、イングランド代表との一戦でヘディングゴールを決め、「聖地」ウェンブリーでゴールを決めた唯一の日本代表選手となった。
 
 山口は98年フランス・ワールドカップ最終予選、韓国戦で決めたループシュートが忘れがたい。試合は逆転負けしたが、旧国立競技場の名場面のひとつだ。
 
 望月は00年アジアカップ決勝、サウジアラビア戦での決勝点。破竹の快進撃を締めくくるボレーは、自身にとって代表での唯一のゴールとなった。
 
 玉田といえば、06年ドイツ・ワールドカップのブラジル戦で決めた先制点。ブラジルからゴールを決めたことで、その名が多くの国で知られることになった。
 岡野のゴールは外せない。日本を悲願のワールドカップに導いたジョホールバルの一撃は、永遠に語り継がれる。
 
 李は11年アジアカップ決勝で決めたボレー弾。これが実は代表初得点。ボレーのお手本のような、美しいゴールだった。
 
 21ゴールを決めた中山だが、もっとも印象深いのはやはり98年フランス・ワールドカップのジャマイカ戦で決めたゴール。記念すべき本大会初得点者に、その名を刻んだ。
 
 鈴木は、もちろん02年日韓ワールドカップ、ベルギー戦での同点弾。小野からのロングパスに反応、身体を投げ出して泥臭く流し込んだ。
 
 平成を彩った数々の名場面。これらは元号が変わっても色あせることはないだろう。
 
文●熊崎 敬(スポーツライター)
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