谷口総監督の評価は?そして岬という名前に込められた父の想い
晴山の姿勢は上田綺世(現法政大/2021年度の鹿島入団内定)に相通じる。U-22代表で最もゴールを奪っている男も、年代別代表の肩書がなかった高校時代から負けん気は人一倍強かった。高卒でのプロ入りを勝ち取れなかったとしても、自らのスタンスを崩さなかったからこそ今がある。その上田の活躍を考えると、晴山にも期待したくなるのだ。
3月29日の船橋招待大会では結果を残せなかったものの、谷口哲朗総監督は「1トップから2トップに変えて良くなってきている」と晴山のプレーに一定の評価を与えた。
高校ラストイヤーはまだ始まったばかり。今後の活躍次第で未来は変えられる。その昔、晴山の父親もサッカーに打ち込んだという。しかし、選手権出場の夢は叶わず、自分に託された。それは、自身の名前が大人気漫画「キャプテン翼」の岬太郎に由来している点からも窺える。昨冬に父の想いを実現させただけに、今度は自分の番。強い信念を持つ晴山の可能性は無限大だ。
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)
3月29日の船橋招待大会では結果を残せなかったものの、谷口哲朗総監督は「1トップから2トップに変えて良くなってきている」と晴山のプレーに一定の評価を与えた。
高校ラストイヤーはまだ始まったばかり。今後の活躍次第で未来は変えられる。その昔、晴山の父親もサッカーに打ち込んだという。しかし、選手権出場の夢は叶わず、自分に託された。それは、自身の名前が大人気漫画「キャプテン翼」の岬太郎に由来している点からも窺える。昨冬に父の想いを実現させただけに、今度は自分の番。強い信念を持つ晴山の可能性は無限大だ。
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)