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Jクラブが注目する選手権得点王、FW染野唯月の現在地。尚志指揮官が厳しい言葉を掛ける本当の理由

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)

2019年03月23日

染野はプレッシャーを撥ね退けられるか

仲村監督も期待を懸けている。厳しい言葉を掛けるのも、愛情の裏返しだ。(C)SOCCER DIGEST

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 ついに始まる高校ラストイヤー。言うまでもなく、自身の将来を決める重要な年だ。だからこそ、仲村監督は染野にプロ入りだけで満足して欲しくはなく、厳しい言葉を掛けてさらなる成長を促す。

「プロになってもリーグ戦に1試合も出られずに引退していく選手が50%ほどいると聞いた。ルヴァンカップに出られても、リーグ戦には出られない。そういう選手になってほしくない」(仲村監督)

 Jへ行くだけではなく、結果を出せる選手に――。仲村監督自身も1992年のバルセロナ五輪の予選で日の丸を背負った経験があり、過去に鳴り物入りで加入した選手が潰れていく過程も多く見てきた。指揮官が厳しい言葉を掛けるのも、そうした過去の経験を踏まえ、染野にトップクラスで活躍してほしいと心底願っているからだ。

 懸かる期待は大きく、18歳の高校生に多くを求めるのは酷かもしれない。だが、そのプレッシャーを撥ね退ければ、まだ見ぬ風景に染野は出会えるはずだ。

取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェスWeb編集部)
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