ヤットも絶賛の殊勲弾! 右SBの三浦弦太はどうしてあんな“おいしい場所”にいた?

カテゴリ:Jリーグ

川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)

2019年03月18日

「彼があそこに感じて入っていった、そういうこと」

長谷川と車屋(7番)のコンビに大いに苦しめられた。何度か突破も許したが、三浦は必死に食らいつき、今季初の無失点に貢献。(C)SOCCER DIGEST

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 にもかかわらず、あの重要なシーンでチームキャプテンは大仕事をやってのけたのだ。試合後、遠藤保仁はその“嗅覚”をこう称えた。

「攻撃面はバランスを取りながらだったはずで、やはり守備の持ち味を出すための(SB)起用だと思う。長谷川君のドリブルは危険だったけど、上手く対応してましたね。得点のところは……彼があそこに感じて入っていった、そういうことでしょう。それに尽きる。アグレッシブに闘うなら、あそこまで行って当然と判断してのこと。あの時間帯にあそこまで走れているのも大きな要因だったと思う」

 殊勲の決勝弾を挙げた三浦だが、浮かれる様子は微塵もない。「まだまだ監督に求められている守備のところは、物足りないと感じている」と気を引き締めつつ、「失点が続いていたのは気になっていたので、攻撃的なフロンターレを相手にゼロで終われたのは自信に繋がります」と前を向いた。今季公式戦5戦目にして達成した初のクリーンシートは、栄光の背番号5と腕章を付ける三浦にとって、決勝点と同じくらい大きな価値があっただろう。

 月曜日には日本代表合宿に合流し、コロンビア戦(22日)とボリビア戦(26日)に臨む。CBのレギュラーの座を争うなかで、大きな弾みとなったに違いない。

取材・文●川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)
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