ツネ監督が“撫でて”いたゴールポストが…
ガンバ大阪自慢の2トップが爆発した。土曜日に行なわれたJ1リーグ第2節、アウェーでの清水エスパルス戦。アデミウソンが勝ち越し点を含む2ゴールを挙げれば、ファン・ウィジョが1ゴール・1アシストをマークし、ともに4―2の今季初勝利に多大な貢献を果たしたのだ。
まずはアデミウソン。同点で迎えた58分、自身の浮き球パスに抜け出した相棒ファン・ウィジョが粘ってキープし、折り返してきたところをゴール左へ流し込んだ。あうんの呼吸でアシストした韓国人FWには、靴磨きパフォーマンスで感謝を示した。
「前半からマイナスのパスで(自分が)選択肢になれるようポジションを取っていた。ウィジョからパスが入ってきて、ありがたかったよ」
この男たちの躍動はそこで終わらない。今度は69分、遠藤保仁の右FKからアデミウソンがニアサイドで頭で合わせ、鮮やかにゴールに流し込んだ。
「自分自身、身長の高い選手ではないので、真ん中にポジションを取るのは難しい。いつもニアを選ぶようにして触れる範囲なら相手の嫌がるコースにそらすようにしている」
身長176センチ。あまりヘディングシュートのイメージはないが、ゴールポストに当てながらも決め切った。実はこの「ポスト」、ちょっとしたドラマがある。
まずはアデミウソン。同点で迎えた58分、自身の浮き球パスに抜け出した相棒ファン・ウィジョが粘ってキープし、折り返してきたところをゴール左へ流し込んだ。あうんの呼吸でアシストした韓国人FWには、靴磨きパフォーマンスで感謝を示した。
「前半からマイナスのパスで(自分が)選択肢になれるようポジションを取っていた。ウィジョからパスが入ってきて、ありがたかったよ」
この男たちの躍動はそこで終わらない。今度は69分、遠藤保仁の右FKからアデミウソンがニアサイドで頭で合わせ、鮮やかにゴールに流し込んだ。
「自分自身、身長の高い選手ではないので、真ん中にポジションを取るのは難しい。いつもニアを選ぶようにして触れる範囲なら相手の嫌がるコースにそらすようにしている」
身長176センチ。あまりヘディングシュートのイメージはないが、ゴールポストに当てながらも決め切った。実はこの「ポスト」、ちょっとしたドラマがある。
昨年9月21日、同じくアウェーでの清水戦。2連勝で迎えた一戦は、厳しい残留争いの最中のゲームだった。2点をリードして迎えた後半、G大阪は相手の猛攻に耐え凌ぐ時間が続く。最終的に1点差に迫られるもゴールポストに2度助けられ、かろうじて2―1で勝利。なんとその試合後、宮本監督は「少し運に助けられた」と、バスに乗り込む前にひとりピッチに戻り、左右のゴールポストへ感謝を伝えに行っていた。
今回、アデミウソンのシュートを助けてくれたポストは指揮官が昨季、お礼で撫でていたもの。ふたたびチームを救ってくれたというわけだ。
運をも味方につけたコンビに怖いものはない。次は韓国代表のファン・ウィジョだ。
今回、アデミウソンのシュートを助けてくれたポストは指揮官が昨季、お礼で撫でていたもの。ふたたびチームを救ってくれたというわけだ。
運をも味方につけたコンビに怖いものはない。次は韓国代表のファン・ウィジョだ。