川崎の独特なポゼッションスタイルに適応できるか
小刻みにパスをつなぎ、相手の守備の穴を突きながらゴールを奪う、川崎のポゼッションサッカーは独特で、新加入選手はそのスタイルに慣れるまで時間を要する場合が多い。
山村もシーズン前のキャンプ中には、「最初は戸惑いがありました。独特のリズムというか、こだわりが非常に強いチームので。テンポだったりスピードであったり、慣れるように頑張っています」と、苦心ぶりを口にしていた。
それでも「ちょっとずつですが、試合に絡めるようになっていますし、少しずつ手応えを感じています。(ボランチでプレーする場合は)一番ボールに関わることが多いですし、攻守のバランスも大事なのでそこも意識しながら、チームのリズムに合わせていきたいです」と、G大阪戦後には意気込みを語った。
山村もシーズン前のキャンプ中には、「最初は戸惑いがありました。独特のリズムというか、こだわりが非常に強いチームので。テンポだったりスピードであったり、慣れるように頑張っています」と、苦心ぶりを口にしていた。
それでも「ちょっとずつですが、試合に絡めるようになっていますし、少しずつ手応えを感じています。(ボランチでプレーする場合は)一番ボールに関わることが多いですし、攻守のバランスも大事なのでそこも意識しながら、チームのリズムに合わせていきたいです」と、G大阪戦後には意気込みを語った。
攻守どちらにも貢献できる、稀有なポリバレントとして目指すのは「チームに求められる仕事をこなすこと」だ。今後はボランチ、トップ下以外でも最終ラインやCFで起用される場面が出てくるかもしれない。ただどのポジションでも「高さや運動量、動きの質は出したい」と前向きに話す。
川崎でのデビュー戦は満足いくものではなかっただろうが、「やっとスタートラインに立てた」という34番には、新天地で新たな可能性を見出してもらいたい。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
川崎でのデビュー戦は満足いくものではなかっただろうが、「やっとスタートラインに立てた」という34番には、新天地で新たな可能性を見出してもらいたい。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)