待望の“川崎デビュー”も…山村和也が語ったG大阪戦での自己評価は?

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2019年03月17日

川崎の独特なポゼッションスタイルに適応できるか

チームはG大阪に0-1で敗戦。山村は56分で交代となった。(C)SOCCER DIGEST

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 小刻みにパスをつなぎ、相手の守備の穴を突きながらゴールを奪う、川崎のポゼッションサッカーは独特で、新加入選手はそのスタイルに慣れるまで時間を要する場合が多い。
 
 山村もシーズン前のキャンプ中には、「最初は戸惑いがありました。独特のリズムというか、こだわりが非常に強いチームので。テンポだったりスピードであったり、慣れるように頑張っています」と、苦心ぶりを口にしていた。
 
 それでも「ちょっとずつですが、試合に絡めるようになっていますし、少しずつ手応えを感じています。(ボランチでプレーする場合は)一番ボールに関わることが多いですし、攻守のバランスも大事なのでそこも意識しながら、チームのリズムに合わせていきたいです」と、G大阪戦後には意気込みを語った。
 
 攻守どちらにも貢献できる、稀有なポリバレントとして目指すのは「チームに求められる仕事をこなすこと」だ。今後はボランチ、トップ下以外でも最終ラインやCFで起用される場面が出てくるかもしれない。ただどのポジションでも「高さや運動量、動きの質は出したい」と前向きに話す。
 
 川崎でのデビュー戦は満足いくものではなかっただろうが、「やっとスタートラインに立てた」という34番には、新天地で新たな可能性を見出してもらいたい。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
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