【川崎】シドニーFC戦で実現した小林悠&L・ダミアンの強力2トップ。ふたりが語った手応えは?

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2019年03月14日

小林がやや下がり目でプレーしたが…

シドニーFC戦ではL・ダミアンと2トップを組んだ小林。チームは勝利したが、お互いゴールは奪えなかった。(C)SOCCER DIGEST

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[ACL グループステージ第2戦]川崎1-0シドニーFC/3月13日/等々力陸上競技場
 
 終盤の齋藤学の決勝弾で、川崎が今季のACL初勝利を挙げた一戦で、鬼木達監督がスタートのシステムに選択したのは、リーグ3節の横浜戦に続く4-4-2だった。本来4-2-3-1をメインシステムとする川崎にとっては変化形だが、なかでも注目されたのがエースの小林悠と、今季加入した元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンの強力2トップだ。
 
 しかしチームは序盤からミスを連発し、流れを掴めずにいると20分過ぎに、中盤の右サイドに入っていた家長昭博をトップ下に移し、小林を中盤の右サイドに回す4-2-3-1に変更。徐々に敵陣でのプレー時間を増やし、勝点3へとつなげた。
 
「前半はミスが多く、難しい試合になりました。でもなにより勝点3が取れて良かったです」と、ホッとした表情を浮かべた小林だが、L・ダミアンとの2トップに関して話を聞くと、複雑な心境を口にした。
 
「ダミアンとの2トップは初めてだったんですが、僕が少し下がり目でプレーするべきなのかなと思っていました。でもそれは、あまり僕のプレースタイルではないというか、役割り的には少し違かったのかなと。アキくん(家長)をトップ下にしてからは良くなりましたが、もうちょっと上手くやれれば良かったです」
 

この日は63分に交代となったL・ダミアン。シュートは2本、放った。(C)SOCCER DIGEST

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 その言葉通り、“高さ”と“強さ”を兼ね備え、典型的なCFタイプのL・ダミアンと組んだ小林は、試合立ち上がりから中盤に下がってパスを受ける回数が多く、窮屈そうにプレー。司令塔の中村憲剛がこの日はボランチを務めたことも影響したようだ。
 
「トップ下で出たわけではないですが、やっぱりダミアンと組むと必然とそうなります。もっと上手くやれたかもしれないですが、今日は憲剛さんが下がって後方でボールを受けていたので、僕が間に落ちて受けてもあまり近くに人がいないという課題もありました。そこで選手間の距離を近づければ良かったのですが、上手くいきませんでした」
 
 一方、L・ダミアンは「自分が動き出すことで周囲を活かせた部分はありました」と手応えを口にしつつ、システムに関しては「1トップでも2トップでもあまり問題はありません。チームとして様々な形を持っておくことは大事だと思います」と語る。
 
 今後、この2トップが継続的に使われるかは分からない。ただここまでは4-2-3-1でL・ダミアンがCF、小林が中盤の右を務めるケースが多いなか、ふたりの持ち味を十分に引き出せているとは言い難い。それだけに試行錯誤は続きそうだ。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 

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