長谷川監督もアシストを評価。「次はゴールという結果に期待をしたい」
そして、90+3分。大森からパスを受けると、瞬時に状況を把握してジャエルのゴールを演出。「自分は割と中に入る立場だったら、マイナスで受ける場面が多い。なので、最初は大森選手を見ていたのですが、自分のマークが露骨に大森選手のほうを切っていたんです。中にいいボールを出せないかなと思っていたら、ジャエルが凄く良い動きをしていたので、そこに出しました」と落ち着いたプレーで、J1初アシストを記録した。
今季は開幕から攻守で成長した一面を見せている久保。ゴールやアシスト以外の数字にも現われており、データサイトの「OPTA」によると、この鳥栖戦では枠内シュート数(2本)、パス成功率(91.7%)、敵陣パス成功率(90.5%)の3つのデータが両チームで最も良い数字だったという。
相手のマークを受けながらも驚異のパス成功率を叩き出した久保。一方で、攻撃的なポジションを担う選手としてはゴールに絡む働きが必要だった。その意味では鳥栖戦の終盤に結果を残した点は評価に値する。着実にレベルアップを遂げている17歳の俊英。次に求められるのは、言うまでもなく得点だ。
「シュートも良かったし、アシストも良かった。アシストをしてくれたので、次はゴールという結果に期待をしたい」と、指揮官も久保のさらなる成長に期待を寄せている。
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)
相手のマークを受けながらも驚異のパス成功率を叩き出した久保。一方で、攻撃的なポジションを担う選手としてはゴールに絡む働きが必要だった。その意味では鳥栖戦の終盤に結果を残した点は評価に値する。着実にレベルアップを遂げている17歳の俊英。次に求められるのは、言うまでもなく得点だ。
「シュートも良かったし、アシストも良かった。アシストをしてくれたので、次はゴールという結果に期待をしたい」と、指揮官も久保のさらなる成長に期待を寄せている。
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)