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【広島】半年間、勝利がなくても「辛抱」すべきか?長いトンネルだからこそ、心に留めたい森﨑和幸の言葉

カテゴリ:Jリーグ

志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

2019年03月04日

酸いも甘いも知るレジェンドの森﨑和幸が、重みのある言葉を口にしていた

昨季限りで引退した森﨑和幸。2度のJ2降格と3度のJ1優勝をしたからこそ分かる、大切なことを話していた。写真:徳原隆元

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 そんな長いトンネルにいる今だからこそ、心に留めておきたい森﨑和幸(現クラブ・リレーションズ・マネージャー)の言葉がある。引退した昨季の年末、インタビューに応えてくれた際に、今後のチームに期待することをこう言っていた。

「広島のスタイルをしっかり持ってほしいです。結果がついてこなくても、広島と言えばこうという戦い方を身に着けてプレーしてほしい。僕らの時代だって、2008年くらいにミシャ(ペトロヴィッチ監督/06年6月~11年12月まで在任。現札幌)の下で自分たちのサッカーが確立して、築き上げたサッカーの継続が12年のJ1初優勝につながったので」

 そして、「現在のポゼッションスタイルを続けるべきですか?」との質問にはこう答えた。
 
「個人的にはそうです。ただ、降格があることを踏まえれば、結果もついてこないといけない。その兼ね合いは難しいと思いますが、痛い目を見る時期があっても、努力は今後の未来につながると思います」
 
 2度のJ2降格も、3度のJ1優勝の喜びも知る広島のレジェンドがそう言うのだ。森﨑の言葉を心に留め、勝利を切望するサポーターも城福監督のチャレンジを信じて、ともに「辛抱」しながら見守るしかないのかもしれない。
 
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
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