「ユベントス内紛」の舞台裏…敏腕経営者は直属の部下に裏切られた

カテゴリ:メガクラブ

ジャンルカ・ディ・マルツィオ

2019年02月13日

2018年夏の移籍案件が決定的な亀裂に。

マロッタはこのボヌッチ復帰にも強く反対したが、パラティチがアニェッリと直接やり取りしながら単独でオペレーションを進めた。(C)Getty Images

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 どちらの言い分が正しいかはともかく、確かなのはアニェッリ会長、マロッタGD兼CEO、パラティチSDという上層部3人の信頼関係には、2年前からヒビが入っていたということだ。その結果としてアニェッリは、マロッタを切り捨ててパラティチを強化責任
者に昇格させるという決断を下した。

 アニェッリ&パラティチとマロッタの間の亀裂が決定的になったのは、18年夏のメルカートだった。マロッタは、クリスチアーノ・ロナウドの獲得(←R・マドリー)、そしてそれ以上にレオナルド・ボヌッチの復帰(←ミラン)に反対していた。
 
 C・ロナウドに関しては、33歳の選手に移籍金+向こう4年間の税込年俸で3億5000万ユーロ(約445億円)もの巨額を投じるという“ギャンブル”はあまりに危険であること、ボヌッチに関しては1年前にクラブと喧嘩して出て行った選手の復帰を受け入れるのは筋が通らない、という理由からだった。

 しかしパラティチは、マロッタの意見に耳を貸さず、アニェッリと直接やり取りしながら単独でこの2つのオペレーションを進めた。この時点でマロッタは、ユーベに自分の居場所がなくなりつつあることを理解したという。もっとも、それからわずか1か月後に、唐突な形で切り捨てられるとまでは思っていなかったようだが……。
 

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