• トップ
  • ニュース一覧
  • いよいよウルグアイ戦!【週刊サッカーダイジェスト編集長がプレビュー】アギーレ体制初陣の見どころは?

いよいよウルグアイ戦!【週刊サッカーダイジェスト編集長がプレビュー】アギーレ体制初陣の見どころは?

カテゴリ:日本代表

谷沢直也(サッカーダイジェスト編集長)

2014年09月04日

本田を引き続きチームの軸に据えるのか。

前体制の象徴でもあった本田を、アギーレ監督は引き続きチームの軸に据えるのか。注目だ。 (C) SOCCER DIGEST

画像を見る

 アギーレ監督が率いる日本は、おそらく格上のウルグアイに対してリスクを最小限に抑えたサッカーを演じるだろう。試合のスタート時に採用されるシステムも興味深いが、4-3-3や4-2-3-1といった形よりも、守備時にプレスをかけるタイミングや、カウンターに転じた際のボールの運び方など、チームとしてどんな狙いを持っているのかに注目したい。
 
 また、アジアカップを見据えると、日本が主導権を握る試合展開も想定しておきたい。堅守速攻を好むと言われる指揮官が、果たしてどんな柔軟性のある采配を見せてくれるのか。9日のベネズエラ戦で、スタメンの人選も含めて、ウルグアイ戦とは異なるチームの姿や狙いが見えてくると、「改革」の第一章は有意義なものとなるはずだ。
 
 個人に目を向ければ、最大の注目はザッケローニ体制の象徴でもあった本田を、再びチームの軸に据えるのか。アジアカップまでの残された時間の少なさと、ミランでのパフォーマンスを考えれば、エースを中心にしたチーム作りを進めていきそうだが、それが4-3-3の右ウイングなのか、4-2-3-1のトップ下なのかで、攻撃陣の構成は大きく変わってくる。
 
 いずれにせよ、ワールドカップ後の新体制初陣は、その後の日本サッカー界の方向性を占う、示唆に富む一戦となる。過去の指揮官たちがそうだったように、アギーレ監督はピッチ上の采配と試合後のコメントで、我々にどんなメッセージを送ってくれるのだろうか。
【関連記事】
【セルジオ越後の天国と地獄】興行優先の初陣メンバーに、前体制の反省は見られない
【日本代表】歴代の初陣メンバーと「アギーレ新体制」を4つのデータで比較
【日本代表】注目の大学出身ルーキー皆川、武藤と、同世代の柴崎を「フィジカル」的側面から分析!
【日本代表】初陣メンバーの近況レポート|国内組編
【日本代表 コラム】4年後を見据えながらも現実路線を採ったアギーレ監督の人選
【秘蔵写真館】若き日のアギーレ日本代表監督――1986年メキシコ・ワールドカップ

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ