アンダー世代からともに戦ってきた経験を日本との大一番で存分に発揮できるか
もうひとりの注目、21歳の攻撃的MF、グエン・クアン・ハイも攻撃の中心として輝きを放っていた。筆者は2年程前から彼に注目してきたが、当時はどこか幼かった青年の胸板はいつの間にか分厚くなり、いまや自信に満ち溢れたプレーでベトナムの攻撃をリードしている。
彼にはJクラブも注目していると聞くが、この冬の移籍市場では契約したという話は聞こえてこない。ピッチ外の障害はあるだろうが、一皮むけた感のある今の彼ならJリーグでも遜色なく輝ける素材だろう。
彼にはJクラブも注目していると聞くが、この冬の移籍市場では契約したという話は聞こえてこない。ピッチ外の障害はあるだろうが、一皮むけた感のある今の彼ならJリーグでも遜色なく輝ける素材だろう。
準々決勝の相手は、日本代表に決定した。平均年齢の若いベトナム代表は、多くの選手たちがアンダー世代から一緒に慣れ親しんできたが、その経験を大一番で存分に発揮することができるのだろうか。試合は24日、ドバイのアル・マクトゥーム・スタジアムで行なわれる。
取材・文●佐々木裕介(フリーライター)
取材・文●佐々木裕介(フリーライター)