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“ワニ”に食われなかった、とにかく身体を触りまくった――昌子源のデビュー戦への評価は?【現地発】

カテゴリ:海外日本人

結城麻里

2019年01月21日

元横浜監督も褒めちぎった昌子の能力! 仏全国紙の評価は?

カザノバ監督から指示を受け、連携の問題を解決できるようになっていった昌子。 (C) Getty Images

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 カザノバ監督は試合後、「絶対にインテリジェントな試合をしなければならなかった。そして選手たちはそれをしてくれた」とコメント。決勝弾をマークしたサノゴは、「ソージが君たちを気分よくしてくれたかな?」の問いに、「ああ、すごくいい気分にしてくれたよ。すでにトレーニングでも僕らをビックリさせていたんだ。たとえフランス語はしゃべれなくてもね」とにっこり。

 さらに「彼は紙切れを渡されていましたけど?」とインタビュアーに突っ込まれたサノゴは、「ああ、出たね。通訳だと思うけど。でも彼は、僕らを気分よくしてくれると思うよ」とニューカマーの日本人への期待を寄せた。

 この試合に先立っては、横浜F・マリノス監督を務めたエリック・モンバエルツが、次のように昌子を褒めちぎっていた。

「ゲンは魂のディフェンダーだ。積極的にデュエルにも行くし、パーソナリティーも強い。スピードもあり、パワフルだし、恐るべき先読み能力で敵の前に出られる。右足でも左足でもビルドアップ・クオリティーが極めてよく、彼のパスは複数のラインを通り越すんだ。完全型だね」

 今回のデビュー戦での昌子に対するフランス・メディアの評価もまずまずだ。試合翌日の全国紙『L’EQUIPE』採点は「5」。手厳しいことで知られる同紙だけに、及第点をもらったと言えるだろう。
 

 課題がないわけではない。左サイドに張るイシアガ・シラやマックス・グラデルといった攻撃陣との連携を深めること、そして守護神バティスト・レネから確たる信頼を獲得することが、今後の昌子には求められる。

 いずれにしても、"ワニ"に食われなかった昌子。メディアやチームメイトたちへの好感度も漂わせたことを考えれば、まずはフランス・デビュー成功だ。

文●結城麻里 Marie YUUKI
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