なぜ出られないのか分からなくなった時期に…
2017シーズンの残り20試合時点で加入し、ダブルボランチやインサイドハーフで10試合に出場。2018シーズンも期限付き移籍を延長し、開幕スタメンを勝ち取った。ただ、守備に問題を抱えていたチーム事情もあり、その後春先はメンバーから外れた。そういう時にどうするか。安西は、自ら答えを求めに行くタイプだ。
「正直、なぜ出られなくなったのか自分でも分からない時期があった。そこで一度監督に聞きに行って、何が足りないのか、何故出られないのかを自分の中で整理して、日々の練習から取り組んで行きました」
悔しさに潰れるのではなく、聞く耳を持つ。そして課題の守備力強化に励みながら、メンバー外の試合は常に「自分が出たらこうする、こうできる」とイメージしながら観た。夏になり、試合に戻ってきた安西は、球際に厳しく行って奪い切る守備を身につけつつあり、以前にも増して効果的なパスを出すようになっていた。
「正直、なぜ出られなくなったのか自分でも分からない時期があった。そこで一度監督に聞きに行って、何が足りないのか、何故出られないのかを自分の中で整理して、日々の練習から取り組んで行きました」
悔しさに潰れるのではなく、聞く耳を持つ。そして課題の守備力強化に励みながら、メンバー外の試合は常に「自分が出たらこうする、こうできる」とイメージしながら観た。夏になり、試合に戻ってきた安西は、球際に厳しく行って奪い切る守備を身につけつつあり、以前にも増して効果的なパスを出すようになっていた。
「自ら描くイメージに近いプレーができた」として挙げたのが25節・岡山戦(○1-0)である。ダブルボランチを組む中村駿とパス交換しながらチャンスを窺い、3トップを活かす縦パスを打ち込んだ。
「縦パスを入れるタイミングも合っていたし、縦パスが入った瞬間に前の3人がコンビネーションで崩したシーンもいっぱいあった。相手の読みを外した縦パス一本で、相手が崩れて、攻撃のバリエーションが増えて、相手には脅威だったはず」
「縦パスを入れるタイミングも合っていたし、縦パスが入った瞬間に前の3人がコンビネーションで崩したシーンもいっぱいあった。相手の読みを外した縦パス一本で、相手が崩れて、攻撃のバリエーションが増えて、相手には脅威だったはず」