軍隊式の下宿と祖父への深い愛。ハリルが見出したクロアチア代表SBの原点

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2019年01月19日

W杯決勝前日には祖父に感謝のメッセージを。

ディナモ・ザグレブ時代のヴルサリコ。当時のハリルホジッチ監督の下で一気に台頭した。(C)Getty Images

画像を見る

 2016年に偉大なるダリヨ・スルナが代表引退した後は、不動の右SBに君臨。ロシアW杯でもレギュラーとして活躍し、準決勝では得意のクロスで起死回生の同点弾をお膳立てした。

 そしてフランスとの決勝戦の前日、シメはインスタグラムに今は亡き祖父とのツーショット写真をアップ。棺に入れた自分の代表ユニホームと一緒に天国へと旅立った、もうひとりのシメ・ヴルサリコへこうメッセージを綴った。

「爺ちゃん、あなたの名前を受け継いだこと、僕は誇りに思っているよ」

文:長束恭行
 
※『ワールドサッカーダイジェスト』1月3日号の連載「クロアチアW杯優勝メンバーの分岐点」より加筆・転載。同1月17日発売号では、ヴェドラン・チョルルカとズラトコ・ダリッチ監督のストーリーを掲載中。
 
【関連記事】
自分のパスから親友が事故死…十字架を背負う元クロアチア代表守護神の壮絶な想い
【秘話】モドリッチの「キャリアの分岐点」とは? 華々しいキャリアとは裏腹に…
敵将も驚く! “スパイ活動”を認めた奇才・ビエルサが緊急会見で記者たちに説いた異様な分析術
「故郷に残れば両親も僕も殺されていた」ロブレンの闘争心は壮絶な移民生活と家族愛が原点だった

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年6月号
    5月10日発売
    KASHIWA REYSOL
    柏レイソル大解剖
    魅惑的な「リカルド戦術」の正体
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年6月5日号
    5月15日発売
    識者を唸らせたのは誰だ!?
    ②024-2025シーズンの
    BEST PLAYER
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ